シフトノブのぐらつき改善と操作感の向上にも期待し、ボールシートを交換しました。
シフト操作の操作感向上(改善)策として何年も前にディーラーに相談し、ノブ先端のブッシュを交換してもらったことがあります。それでほんの気持ち、ほんの少しはよくなったのかも知れませんが、昨年、ふつーの車屋さんに「フレンドリーのシフトはぐらつきが大きく、(大袈裟に言えば)何速に入っているのかわからない」ともご指摘をいただいたのをきっかけに、真剣に対策を検討しました。
以前、ディーラーから「リテーナはAssyでしか部品は出ないが、すでに廃盤になっている」旨のことを言われたのですが、インターネットを徘徊するといくつかの部品がセットで入手できることがわかり、購入してありました。
これらがそのセットです。一番欲しいのは左から2つ目、緑色の部品(ボールシート)です。シフトノブを外すのでガスケットも必要です。
この年末年始の長期休暇中に作業しようとは思っていたのですが、失敗して手に負えなくなると昨日行った爪木崎に行けない可能性があったため、爪木崎の後にしようとしていたので、今日、作業しました。
まずは、センターコンソールのカバーを外しました。このカバーはオーディオの脱着等で数えきれないくらい外したことがあるので、何も問題はありません。
センターコンソールのカバーを外した後、ここからは未知の領域です。
ゴムブーツを外すために青矢印のボルト(四隅それぞれにあります)を外しました。
さらに内側に防塵(?)カバーのようなものがあるのですが、上部が破れていました。これも外しました。
まだゴムのカバーがあります。
これはその下側がリテーナーに被せてあり、そこを外すと、シフトノブを押さえている金属板が見えます。金属板は4本のボルトでリテーナーに締結、金属板の内側にガスケットがあります。
金属板を外すとシフトレバーは簡単に抜けます。
シフトレバーが入っていた部分、シフトの支点部分のこの内部にゴムシートがあり、それが劣化してぼろぼろになるとシフトレバーのぐらつきが大きくなるようです。ぼろぼろになったゴムシートを撤去するのですが、その際にできるだけ下に落とさない(トランスミッション内に落とさない)ようにしたく、その作業は不安でした。
しかし、ボールシートはほぼ跡形もなくきれいに消失していて、そんな心配はまったく不要でした。
それでもほんの少し残っていたボールシートの残骸を拭い、新しいボールシートを挿入、内側にシリコングリスを塗布しました。
外したのと逆の手順で組付け、交換作業が完了しました。
交換と書きましたが、実際には物が消失していたので、“設置”と書くのが正しいのかも知れません。
今回、ボールシートを再設置したことで、ノブのぐらつきは格段に小さくなりました。
試運転したところ、シフトの操作感もいくらか向上したように感じました。
新車時はこれくらいかもっと操作感がよかったのでしょうが、徐々に劣化するものは変化に気付きにくい(または、気付かない)ので、今日の作業で改善できて嬉しいです。
交換をしようと決めたきっかけはふつーの車屋さんの一言ですので、はちたっくさんに感謝です。ありがとうございます。
やってみれば、基本、ボルトを緩めて締める作業なので、難しいことはありませんでした。
またスープラに乗るのが楽しみです。
ブログ一覧 |
メンテ | クルマ
Posted at
2024/01/06 20:53:02