鉄道保存車両コレクション23♪
投稿日 : 2021年12月24日
1
旧栗原電鉄の主力車両のM153形です^ ^
湘南型と呼ばれる前面2枚窓の車両でコレクション22で紹介した電気機関車ED203同様、M15形の3号車となります。
電車の形式としてはM15形となり15は車体長が15mを表しています♪
前面の方向幕は細倉鉱山跡地の細倉マインパーク前行きを表示し、ヘッドマークも旧栗原電鉄名で掲出されています♪
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栗原電鉄からくりはら田園鉄道への移行時に電化を廃止した為、計3両が製造された気動車で製造は富士重工(スバル)です^ ^
KD951〜953の形式、車番で2両の951と953が旧若柳駅構内での動体保存展示されており、後述するミュージアム内の952は静態保存となっています♪
前面上部のヘッドライトがカンテラ風の形状でレトロ感を仕立てています^ ^
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旧若柳駅構内の全景でホームに停まっている車両は前からM153 KD951 KD953の順に展示されています♪
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旧若柳駅の前の県道を隔てた反対側には車両の検修庫を利用したくりでんミュージアムになっており、入館料¥500-の有料施設になっています。
客車庫と呼ばれる車庫内に保存展示のKD952です^ ^
説明は2番と重複するので割愛しますが、博物館的に車内や車両下部も見学可能となっています♪
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KD10形小型気動車のKD12です^ ^
元は名古屋鉄道(名鉄)のキハ10形で朝の通学客対策として導入されましたが、数年でその役目は終わり2005年以降は定期運用から外れました。
導入された2両の内、1両は旧若柳駅構内で動体保存展示、1両は写真のようにくりでんミュージアム内で静態保存されています♪
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12月中旬に富山〜金沢北陸旅行を実施、最終日に石川県の第三セクター鉄道である「のと鉄道」の現在の終着駅の穴水駅、使われなくなった0番線に留置保存されているNT800形気動車のNT801号車です^ ^
ハイデッカータイプの観光用列車でかつてのと鉄道で運用されていた急行「のと恋路号」で使用されましたが、「のと恋路号」の廃止後は団体客輸送用になりました。
のと鉄道の穴水〜輪島間の廃止後、休車となりましたが2005年に廃車となりました。
海が近いせいか車体の腐食が進み、車内も団体客輸送の頃の名残りでカラオケ機器や座席などが散乱していてとても保存車両と呼べるモノでは無くただ留置しているだけの状態でしたた。
旅客が少なく、路線の1/3を廃止した「のと鉄道」は人手や使えるお金も少ないようですが、かつての急行用車両をしっかり保存する為にクラウドファンディング等で補修を募ってはと思います^ ^
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前の写真と同じく「のと鉄道」穴水駅構内0番線に留置保存されている旧NT100形気動車の127号車です。
後方に前に紹介した急行用車両のNT800形801.802号車と連結された状態で留置しています。
前面方向幕はかつての終着駅の蛸島(たこじま)を表示、車内は畳敷きに改装されています。
NT800形と同じく旧のと鉄道の塗色で外装は腐食が進んでいますが、この記事を書く為に調べたWikipediaでは NT100形で現在でも唯一稼働可能のようです^ ^
「のと鉄道」では現在観光列車の「のと里海里山号」を増備したNT300形車両で運行していますが、その列車で穴水駅に来た旅客はこの0番線留置の車両を見てどう思うか?を考え、資金を募り補修するかまたは解体するかした方が良いと思います♪
8
「のと鉄道」の途中駅である能登中島駅構内に保存されている旧国鉄郵便車のオユ10形2565号車です。
国鉄時代に全国各地に郵便物を運ぶ為の車両で保存車として現存している唯一の車両です^ ^
かつては「のと鉄道」の廃線区間である甲駅構内で保存されていましたが、解体間際にボランティア団体である「ふるさと鉄道保存協会」が譲り受けて補修活動を実施、ここ能登中島駅構内に移設展示しています。
のと鉄道で運行している観光列車の「のと里海里山号」の運転時、能登中島駅での停車時間中、希望する旅客にこの郵便車の車内見学を実施しています♪
私は普通列車で能登中島駅に到着後、先に郵便車外観を撮影、その後に到着する「のと里海里山号」(4号)の指定をとって列車到着後降りた旅客に合流して郵便車の車内を見学した後にのと里海里山号で七尾駅に向かいました^ ^
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