エアコンフラップ対策
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
運転席はモーター自体を加工(既投稿を参照いただければ幸いです)してフラップ軸の破損予防を図ったが、助手席側の対策は億劫となり放置。たまたまネット検索していたら、遂に出た!と言うか最近出た商品のよう。
運転席用と助手席用は、モーターに刺さる軸のドライブとストッパーとの角度関係が異なり、フレームは共通。
3Dプリンタで作成しているとのこと。便利な時代になったものです。
ヤフオク、メルカリなどで入手できます。
(BMW ミキシングフラップ 対策で検索)
2
フラップモーターにこんな風に取り付く。軸についたストッパーで可動範囲を抑制しフラップの「乗り越え」を防止。小職が施した方法に比べ、モーター側の加工が不要で遥かに簡便。
まさにFFのBMW乗りには救世主的存在。
沢山のクルマが救われると思います。
こんな商品を待ってました!!
ただ、フレームの厚み分、13mmほどフラップモーターが外に飛び出します。
3
助手席側のフラップモーター外しは運転席側よりちょっと面倒。先にアンダーパネルを、両側の8mmナット2個をはずして抜き取る。このナットはセルフロックで結構固いのでナメないよう注意。
続いて右足元のパネルを外す(T20 1本)。
アンダーパネルに繋がるフットランプとスピーカーのコードは外した方がラク。
フラップモーターは手前に見える左右のビス2本(T15)を外して抜き取るが、なかなか狭くて大変です。カプラには爪があるので注意。
フラップモーター外したら念のため車両側のフラップ軸がスムーズかつ一定の可動範囲で回転することを確認します。
4
白いモーターのドライブ部分が僅かに出ているので、丸穴部分を少し面取り。
フラップモーターは通常、外すと可動範囲の限界で止まっているが、本品のカムは片側限界にピッタリの位置で嵌る。
つまり可動範囲とストッパーが適切な位置関係と判断できる。
5
車両に取付けたところ。フレームの厚み分、フラップモーターが外側に出るため、作業スペースは更に狭隘に。付属ビスはプラス2番だが、スタビドライバーでも入らないので、後述のオフセットドライバーで作業。
サイドパネル戻したが、干渉ありません。
6
ちなみに、運転席側にもフレームを仮止めしてみて取付け状況確認しましたが、特に干渉することもなく、問題なさそうです。
7
アンダーパネルも問題なく復旧できました。
これで一安心です。
使用工具は下写真の通り。最近使いまくってるベッセルの電動ドライバーにはロングビットを組合せて作業します。
モーター外しには手持ちのラチェットメガネとビットの組合せ(これでもビット部分の長さが限界)、モーター取付けはオフセットドライバーを使いましたが、貫通タイプのビットラチェットがあれば便利です。
なお、運転席側は普通のドライバーで作業できると思います。
なお、運転席側は、フラップ軸が破損していても修復できるキットもあるようです。
やっとこの問題にも解決の光が見えてきましたね。
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