イージークローザー取付　フロントドア編

この整備手帳が果たして役に立つのか？と書くの迷ったんですが、せっかく写真撮ったし、外すとき参考になるので上げておきます。

まずはドア内張りを外して黄色矢印のカプラーを抜きます。
デッドニング済みなので剥がす作業は事前に分かってましたが、かなり面倒でした。真冬だとガッチガチに固まってるのでヒートガンで熱しながら剥がしていきます。

次に赤丸3か所をトルクスT30で外し、ドアロックアクチュエーターを取り出します。なお青丸のボルトを外してガイドレールをぷらんぷらんの状態にしないとドアロックワイヤーが引っかかって取り出せません。

左上が取り外した純正部品のアクチュエーターです。ねじ3本外してドアロックのパーツをトレードします。スポンジもちゃんと付属されているので純正品と同じように貼ります。

上の写真の左側はドアロックがかかっていない状態で、右側がかかった状態です。
届いた時はロックがかかった状態だったので、裏側のつまみ（下の写真の赤〇）をスライドさせてロック解除しておきます。

トレードする際、一部干渉するので赤点線部分をカットしました。カットしなくても無理やり付くみたいですが、、

赤丸はドアハンドルとつながる鉄の棒を通す穴です。そして青丸はメカニカルキー用のガイドを差し込む部分です。

トレード済んだら元の位置に戻します。ワイヤーで繋がったモーター本体がけっこう重いのでしっかり仮止めしましょう。私は2回もドア底面に落としちゃいました（汗）

ちなみに赤矢印の鉄の棒を前述した穴に通さないと、ドアハンドルを引いてもドアが開きません。
悲しいときーｗ（いつもここから風に）

モーター本体はビームの上に少し乗っかる感じでこの位置にしました。一緒に付いてた粘着テープは強力で簡単には剥がせません。80ハリアーに移植する時は大変そうです。

思いっきり水がかかる場所なので防水が不安ですが、壊れた報告見つからなかったし、多分大丈夫と根拠のない自信からそのまま設置しちゃいました。

配線はガラスが下りてくるので下に落として赤点線のルートで固定しました。デッドニングを戻す前にガラスを下げて何も干渉しない事を確認しておきます。

配線は常時電源とアースだけですが、他サイトの説明だとドア内部では電力が弱く作動しないそうです。

60ハリアーは赤矢印の赤線が常時電源ですが、モーターからの配線と比べると細すぎて確かに作動しなさそう。(試してないけど）

配線には10Aと大きめのヒューズがセットされてるし、火災とかイヤなので車内から0.75sq線で常時電源を引く事にしました。なおアースは黒矢印部分をサンドで削って共締めしています。

うまく作動したので完成かと思いきやメカニカルキーを差しても回転しません。一度ユニットを引き抜いて再度差し込むとOKでした。
アクチュエーターを戻すとき、先にこれを引き抜いた方が良いと思います。

メカニカルキーについて
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-trouble/subcategory-support/faq277

一つにまとまらなかったのでリヤドア編に続きます。