SJ30 電動コンプレッサー式エアコン取り付け 【その2:部品取り付け】
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
2024/4/28〜5/3
SJ30に電動コンプレッサー式エアコンを素人が取り付けた記録です。
その1の続き、部品取り付け編です。
まずは肝となる電動コンプレッサーの設置場所。
SJ30はエンジンルーム内のバッテリーとジャッキ設置場所の間(右フロントフェンダー上)にスペースがありますので、そこに設置することにしました。
ただしジャッキがあるとぶつかってしまうので、ジャッキは外して室内に設置することにしました。
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ジャッキを外すとコンプレッサーを設置できそうなエリアが出現。
コンプレッサーのコントロールパネル(インバーター回路)は矢印のボディ補強板に止めることにしました。
ただし間隔が少し広いのでアルミ板をねじ止めして間隔を狭めて固定することにしました。
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バッテリーを外して、ボディ補強板にドリルで穴あけ。
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このように板厚1mmのアルミ板を切ったプレートを自作してボディーの鉄板にタッピンねじ固定します。
コントロールパネルは、このアルミ板に穴あけをしてタッピンねじで固定します。
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反対側(向かって左側)の固定は、ボディーにもともとある補強板にタッピンねじ止めする案としました。
(写真は固定の検討中の仮固定)
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そしてその横に電動コンプレッサーを仮置きして設置できるか確認。
フェンダーの上はほぼフラットでコンプレッサーを固定するにはかなり適した場所。
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仮置きの結果、大丈夫そうな気がしてきたので、フェンダーにコンプレッサーの足のネジを4か所穴開け。
この方法であれば、ブラケットなどは必要なく、4つ穴を開けるだけで簡単にかつしっかりと固定できます。
ただし、固定穴はリブを避けるように開けました。
この穴あけの後に、錆防止のため周囲を黒ペンキで塗装してあります。
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コントロールパネルを本固定。
ガタつきなくしっかりと固定できました。
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コンプレッサーの足4か所は、ゴムダンパーを介してフェンダーに開けた穴を通し、タイヤ側からナットで締め付けるのですが、ナットからネジが飛び出しているとクロカン時にタイヤがフェンダーに接近したときに干渉する可能性があるので、出来るだけタイヤ側に飛び出さないように5mmくらいのスペーサーを挟みました。
これでナットからの突起はほぼツライチ。
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5mmのスペーサーを入れたところの拡大図。
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コントロールパネルと電動コンプレッサーの固定完了。
いい感じです。
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ホイールハウス内側(下側)からコンプレッサーの固定ナットを見たところの写真です。
スペーサーを入れたことでナットからボルトは出ていません。
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バッテリーも設置しました。
コンプレッサーの配管(写真では未装着)との干渉をなるべくなくすよう、バッテリーは車体後方(運転席側:写真では右側)へできるだけずらしました。
そのためバッテリーホルダーは純正から汎用品(青)に変更。
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次にコンデンサーの取り付け。
ラジエターとボディのクリアランスが狭く先にコンデンサーを入れてしまうとコンデンサーファンが後から入れられなくなるため、コンデンサーをつける前にあらかじめファンを入れておきます。
コンデンサーファンはJA11の純正品(中古品)を使いました。
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こんな感じでファンを入れたら前側へ倒しておきます。
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JA11純正コンデンサーを入れます。
さすが純正品だけあって、クリアランスが狭いですが、すんなり入ります。
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ラジエター横のサポート(ラジエターブラケット)に合わせてみるとSJ30は左右のラジエターブラケットの間隔がJA11よりも片側30mmづつ(合計60mm)ほど広いことがわかりました。
そのため中空の長さ30mmくらいの汎用の円筒スペーサー(ステンレス製)をモノタロウで購入して左右に入れて固定しました。(ただし若干長さの微調整【削り】は必要でした)
また、コンデンサーの固定ネジ(M6六角ボルト)も30㎜長いものをホームセンターで購入して締め付けました。
ちなみにコンデンサーのねじ止めには、ラジエターブラケットの既存穴がすべて使えて、穴あけの必要はありませんでした。
写真は運転席側。
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コンデンサーの反対側(助手席側)の固定にも同じステンレス中空スペーサーと長いネジを使いました。
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次にレシーバータンクの取り付け。
ブラケットのみJA11のものを使用。
固定ネジ2本のうち1本はコンデンサーの固定ネジで共締めします。
こちらも既存穴に取り付けられました。
JA11のレシーバータンクは配管取り付け口が特殊形状なので、純正は使わずにCRUIZEさんの汎用的なものを使用。
JA11用ブラケットとの組み合わせでしたが、レシーバータンクの外径が純正品とほぼ同じだったのでしっかりと固定できました。
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固定ネジ2本のうち上の1本はコンデンサーの固定ネジで共締めします。
下はラジエターブラケットの既存穴にボルト止め。
JA11のブラケットを使ったので穴あけ加工せずに止められました。
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コンデンサを固定した後、先に入れておいたコンデンサーファンをコンデンサに固定します。さすが純正、4本のネジでしっかりと固定できます。
なお、上のネジは手が入るので簡単に締められます。
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しかし、下の2本はバンパーを外さないと回せませんでした。
これでエンジンルーム側の部品の固定は完了です。
次は室内側のエバポレータの固定に続きます。
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