トルクカム変更と清掃・グリスアップ

４型のトルクカムから3型のトルクカムに変更しました。

工具
ソケットレンチ、ソケット（10mm、17mm、19mm、44mm）、プラスドライバー、ミニマイナスドライバー、ウォータープライヤー、Y字型プーリーホールドツール、クラッチロックナットレンチ 、インパクトドライバー、トルクレンチ、プラハンマー

Eグリス

クランクケースカバー、クランクケースを外します。
（プラスドライバー、10mmソケット、プラハンマー、Y字型プーリーホールドツール）

クラッチナット（19mm）を外します。
アウタークラッチを外すして、
クラッチ一式を外します。

プーリーナット（17mm）を外し、プーリーフェイス、ドライブベルトを外します。

クラッチロックナットレンチで、クラッチロックナットを外します。

外し方は、色々と有ります。
私はトルクカムナットにレンチを掛けて、クラッチを脚で踏み、レンチを叩いて少し緩めます。

センタースプリングが効いているので、両足で押さえてながら、ロックナットを外します。

クラッチ、センタースプリング、トルクカムがバラになります。

トルクカムカバーがサビで固着しているので、ラスペネを吹きかけて浸透後にウエスとウォータープライヤーで回して外します。

カム3箇所にピンがあるので、ラジオペンかマイナスドライバーで抜きます。

トルクカムを灯油などで清掃します。

Oリングを交換して、ピンを3箇所に挿入し、ヤマハ Eグリスをカム3箇所に入れます。

トルクカムカバーを装着して、トルクカムを動かします。
再度、トルクカムカバーを外して、グリスを補充します。

Oリングからはみ出ているグリスは清掃しておきます。

トルクカムセンター内部の穴から、グリスがはみ出ている（充填されている）ので、それを少し綿棒などで取り除きます。

余計なグリス、油分などはパーツクリーナーなどで除去してください。

トルクカムにセンタースプリング、クラッチを装着して、両足でクラッチを押さえて、トルクカムナットを締め込むます。

トルクレンチでトルクカムナットの規定トルク90Nmに締めます。

カムを開いてドライブベルトを入れ、ドライブシャフトに入れます。
クラッチアウターを装着し、クラッチロックナットを締めます。
（規定トルク60Nm）

ドライブベルト、プーリーフェイスを装着してプーリーナットを締め込みます。
（規定トルク45Nm）

エンジンを始動して、各部動作してるか、干渉して無いかを確認します。

クランクケース、クランクケースカバーなどを戻して、完了しました。

何処のバイク屋とは書けないけど、整備費（20000円）などを取って、ほぼ何も整備して無い事が分かってくる。

後日記。
グリスアップしたので、トルクカムの動きが良くなりました。

注）ＤＩＹされる方は必ず自己責任にてお願いいたします。

ＤＩＹにて作業し、動作が出来ない二輪車は、人、人生や財物を壊します。