コロナクーペのカーステレオ、テープデッキに拘って使用しているのですが、1年前に車載した Nakamichi TD-1200Lim. が状態の悪いテープでワウフラが顕著に出て来る様になったので、1週間前に整備しておいた TD-1200SELim. に載せ変えた。
しかしこのデッキも少し使用していると色々な誤作動を起こす(バッテリー電圧も少し低いので、、、)ので、再度載せ変えを考え、17年前に入手・整備しておいた Nakamichi TD-800 を車載することとした(^^;
この TD-800 というテープデッキ、ご存じで無い方も多いと思うのですが、Nakamichi製カーステレオ用テープデッキの頂点として有名な TD-1200シリーズから、オートリバース機能を排し、また自動アジマス調整機能(NAAC)を「手動アジマス調整」とした廉価版のデッキで、TD-1200Ⅱの登場と伴に少しの期間のみ販売されていたデッキです。
営業的には、Nakamichiを買う人は大抵TD-1200Ⅱを購入出来るので、生産数も少なかった機種でした。
しかし手動アジマスは、自動アジマス機能で合ってくれないテープも自分の納得得出きるところまで合わせられるので、案外重宝したりする機能です。
この様に調整ダイアルをアームレストの脇に付け、運転姿勢を変えずに音だけ聴いてアジマス調整が出来ます。
17年前にオークションで入手し整備だけしておいた古い古い個体ですが、、、
この際車載してみる事にしました~(^^;
この機種を含め TD-1200とTD-1200Ⅱ初期バージョンの「チューナーボックス」(通称:弁当箱)は、本体からのケーブル2本のコネクターが筐体に直接付く構造ですが、、、この弁当箱側の端子は基盤に直接固定してあるので、車体の振動がケーブルを介して基盤に伝わり、基板に「クラックが入る」というトラブルが多発した様です。
よってこれを防ぐ為にケーブルの接続方法がコネクターを筐体に挿さずにケーブルの中間に移すという改良が行われました。
今回使用する弁当箱はこの改良前のバージョンですので、車載に際し弁当箱に挿さっているコネクター部分に当て板を設けて補強することにしました。
丁度センターコンソールの奥に弁当箱が収まるスペースが有ったのですが、フットレストの傍にこのコネクターが位置するので、補強なしでは使用できなかったかも知れません。
カーステの入れ替えはもう何度も行っているので半日ほどで出来るのですが、やはり無理な姿勢をしての作業は疲れます。
しか~し、Nakamichiテープデッキの澄んだ音は一回聴いてみると病みつきになり、カーステでもここまで音楽を楽しめるのか!!と何時も思います。
そんな訳、でこれから暫くの間は TD-800 にお世話になろうかと思っておりま~す(^^♪
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Posted at
2022/10/09 22:59:45