ヘッドライトステー自作

ギブリのヘッドライトはフェラーリと共通ライトだそうで、ガラス面の端っこにお馬のマークがついてます。
で、本題はこのライトはギブリのボディに上2ヶ所、下1ヶ所で固定されてます。
そんで上の外側は固定で、上内側と下の伸縮調整で光軸を調整しますが、私の車両は歴代の光軸調整で傷めつけられ、調整ボルトのプラスが潰れてしまってます。
オマケに、私の車はバルブをLEDに交換しているので、前回の車検時に下側を固定にして、上の内外を調整式に組み替えて規定位置に収めました。

おかげで、カバーをかけるとレンズとカバーが接触してしまいます。

で問題の固定治具ですが、色々探しましたが供給ルートが見つかりません。

そこでエントリーモデルですが、3Dプリンターを導入しました。

ボルトはM5のナベネジ風の4mmヘキサゴンの物を見つけ、40mm長でカットしてボルト頭を抱える構造の治具を3Dプリンターで製作してみました。
ボルトセット時に樹脂パーツに負荷がかかり折れてしまうので、純正部品と構造を変更した自作品を試します。

ところが、実車に取付ける過程でフックがおれたり、トラブル続出。
もともとテフロン系と思われる材質の純正部品に対し、エントリーモデルの3Dプリンターに付いてきたPLAフィラメントでは強度的に難ありだったのかも…

結局、プリンターにオマケでついてきたフィラメントを使い切るまで、設計と試作を繰り返し、更にフィラメントはPETGに見直しするこどで、現状最適と思われる形状に追いつきました。

左の3セットが自作品です。

大凡、元の位置に光軸を合われても治具の破損も無く、純正品に比べて少しガタツキはあるかも知れませんが、取り敢えず容認出来るレベルかな。

カバーとレンズの隙間も多少取れる様になりましたが、上側は当たっます。やはりLEDだと仕方が無いのか…

玩具レベルでも、意外と3Dプリンターは活躍の機会があるかも知れません！