ビル脚仕上げ調整

画像は昨日組んだビルシュタインのワンオフの状態。

リアが上がり過ぎ状態だったのでフロントを上げ方向にバネ選定しましたが・・・

1Ｇで、バネの長さを計ってみると・・・・




アッパーマウントの下からバネの底までで210ｍｍ


この数値ってのは実は単品のストラットに組んだまんまなのね～

つまりプリロードが強過ぎて車重が掛かった1Ｇ状態でも、まったく沈み込みが無いってこと。。。

この状態でもビル脚組んであると、まったくダメダメの状態でも無いってところが凄い！と言えるのですがぁ、このまま使っていたのではダンパーの寿命にも関わります。。。

で、この状態での車高を計ると



40ｍｍ外径がデカイタイヤを履いた状態で660ｍｍほど。

つまりは40ｍｍ半分の20ｍｍを引くと620ｍｍ640ｍｍ。

【ちょっとここで考えるｗｗｗ
世間に出回っているリフトアップバネね。
あれって30ｍｍアップだったかな？
純正のままの車高がフェンダートップまで610ｍｍだとしても＋30ｍｍとなると現在のこの脚と同じ高さだよね？
ってェことはダンパーが伸び切ったポジションになってるってことだよね？
まぁギリギリ640ｍｍを保持出来るようなバネレートと自由長を割り出しているんだろうとは思いますがぁ、基本的に伸び側がゼロってのは実際に乗ると弊害も出ちゃいそうな気もしますが。。。】


しか～し！


実はダンパー伸び上がりの終わりまで伸び切っている状態で5ｍｍ差以上に上げようとしてるバネの力が働いてるんですねェ～（＾＾；


だから沈み方向へと力が加わっても思ったように沈まない＆無駄な硬さが出てしまったりするわけです。。。



でね、ちょうど長野のりんごちゃんからも電話が入ったしいっちょ試してみるかな？ってな乗りでストローク不足を承知でダウンサスでも純正ｊ形状そのままのビル脚をテストしちゃいましたｗ



そうです！お友達の数名さんも使ってるヤフオクのショップﾌﾞﾗﾝﾄﾞのダウンサス。

組んでみると、やっぱしここまで落ちちゃいますｗｗｗ



タイヤがでかいこともあってかなり低く見えてしまいますねェ。。。


で、一回り小さな峠超えしてみましたが、やっぱりストローク不足は補い切れません。
まぁ、改造ダンパーでベストを尽くした状態よりは良いとは思いますが許せる状態ではなく。。。



1Ｇでバネ長を計ると完全にバンプタッチ状態です。

テストは短距離で終了～（＾＾；残念。


で、その後最終的に選んだのは納車時に使っていたジムニー純正の改造品。
交換後に一回りしてから車高を計ると640ｍｍ

やっぱしビル脚たる一流品を使っても何でもＯＫとは行かないよ！ってことを身をもって体験してましますたｗｗｗ（＾＾；


そして、交換後からずっと気になっていたリアの伸び側不足も解消すべく手を入れました。
だって目に見えてトラクションが掛かり難いんだもの。。。
長めのリアバネの脱着って意外なことにとっても大変なんですけどね。

何をしたかって言うと前回使ったΣベータを更に半周カット！
そして、ストローク不足だったポルシェ924用のビルシュタインにはお休みしてもらってダンプ純正のダンパーに交換！




組換え後に買い物で使ってみましたが、リアもマッチングがよくなると激変ですね。
高過ぎたプリロードを少々抜いてやることで思い通りにトラクションも掛かり走行フィールはとても良い状態になりましたとさ。＾＾


ここまで仕上がれば飛騨行きの安房超えでも乗って行く気になれるかな？＾＾