その名もAssetto Corse！

フィアット　ニューチンクェアバルトの限定バージョン（レース仕様）の詳細が判明しました。


以降、ホビダス・オートより抜粋
このモデルは、フィアットのスタイルセンターがデザインし、アバルトが開発した“ベイビー・スーパースポーツカー”。1963年にデビューし、レースシーンで数々の栄光を勝ち取った先代500のアバルト・バージョン、アバルト595の現代版だ。
49台限定で発売され、2008年にサーキット・デビューする予定となっている。

パワーユニットは、ロードゴーイング・バージョンの500アバルトを65bhp／11.3kg-mも上回る、最高出力200bhp/6500r.p.m.、最大トルク30.6kg-m/3000r.p.m.の1.4リッター直4DOHCターボを搭載。
このエンジンはギャレット製の固定ジオメトリー・ターボチャージャーを採用したほか、ウォーター・スリーブおよびエア・スリーブを専用に強化。トランスミッションは6M/Tを組み合わせた。

シャシーはトレッドをワイド化したほか、タイヤサイズを拡大。ホワイトに塗装された7.0J×17インチの超軽量レーシングホイールには205/50ZR17タイヤを装着した。
また、前後サスペンションにレース専用のショックアブソーバーとスプリングを採用。車高調整機能も搭載している。
ブレーキはフロントに直径305mmの穴空きベンチレーテッドディスクとブレンボ製4ポットキャリパーを装着。高性能レース用ブレーキパッドも採用した。
車輌重量は930kgで、ロードゴーイング・バージョンから180kgも軽量化されている。

エクステリアはロードゴーイングバージョンをベースに、ワイドなバンパースポイラーやスポーツレーシングミラー、ボンネット上のカーボン製エアインテーク、ホワイト塗装のルーフスポイラー、専用デザインのツインエグゾーストパイプなどを採用。さらに、前後にアバルトのエンブレムを装着したほか、メッシュのバンパーグリルやボンネット上のグリル、などに“ABARTH”のロゴやサソリのマークをプリントし、レーシーなイメージを強調した。

中空パイプ製ロールケージに囲まれたインテリアは、解剖学に基づいて設計されたシートやレース用ステアリングホイール。カーボン製ドアパネルなどを装着している。

なお、運良くこのモデルを手に入れることができたオーナーには、“ASSETTO CORSE”のロゴがあしらわれたレーシングスーツやヘルメット、グローブ、シューズが入ったアバルト・ブランドの専用レザーバッグがプレゼントされる。



かつてのニュー・ビートルＲＳｉやミニ・クーパーＪＣＷのようなスペシャルモデルかと思ったらこのアセットコルサ、生半可なチューニングカーではないです…！

文字通り、「レース向けに調整された」マシンです！

本文では「アバルト５９５」と記載していますが、ということは今後１０００ＴＣＲのような…（妄




これには、只のＲじゃ太刀打ち出来そうに無いな…