◆野蒜-20120119

先週の木曜日、仙台の帰りに野蒜海岸付近を見てきました。
最近少し気持ちの整理もつき、色んな面で落ち着いてきたので、どんな状態なのかと・・・

んんんん・・・・・・・・。。

あの日（20110311）からもう一年経とうとしていますが、、、、
この地域は人が生活できる状態では無いようなので、単純な解体作業等が進められているだけだそうです。

20120119

今は干潮ですが満潮時には瓦礫も海水で見えなくなるそうな・・・


20120119

かんぽの宿付近はそんな状態・・・


20120119

野蒜駅の近くに住む８０代のおばあさんに話を聞きました。

「ああ、矢本の人か。ごくろうさんですね。」

「この辺は１８０人くらい死んでしまったな。若い人や子供が多かったよ。」

「次の日だっけか、捜索があったが・・・捜索どころではないな、あの状態は・・・」

「いたるところに遺体があった。」

「墓の骨もみんな持っていかれた・・・」

「あの水門閉めなければ逆流しなかったかもしれん・・・」

「おれも避難所行ってたら死んでたな・・・」

20120119

貴重なお話ありがとうございました。

集団移転の計画はあるようですが、住み慣れたこの場所に居たいという人も多いと聞きました。

どうなるのかまだまだわかりません。

20120119


今もなお、あの日は昨日のことのように鮮明な映像として脳裏に蘇ります。

あのおばあさんにも、わたしにも。



20120123

わたしの家の上空を訓練のため６０Ｊが通り過ぎます。
ご苦労様です！