セレスピード高圧ホース交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
昨年11月中旬に発見した、セレ高圧ホースからのオイル漏れをホース交換で対処します。
純正パーツとしては既に廃番となっているため購入出来ません。
仕方ないのでホース部分とカシメ部分を自分で作り直して交換とします。
どのみち純正ホース入手出来たとしても、またカシメ部分からオイル漏れすることになるんだろーし。
今回触る部分は赤枠エリア。
フロントのみジャッキアップしておきます。
2
ダイアグツール使いながら作業するんで、先にセレポンプの電源を切っておきます。
コネクタを外すのみ。
3
BATT降ろす前に、ダイアグツールにてセレの油圧を落としておきます。
今回初めてなので先に仕入れたAlfaOBDで。("Multiecuscan"というダイアグツールもあるのだが、まだ詳細把握できてないw)
"Accumulator
depressurization"というコマンドにて圧抜きします。
その後、BATT降ろし。
写真はその後の状態。
4
BATTを除去すると、セレユニットが粗方見えるようになります。
赤枠が高圧ホース。
電動で作動させるセレポンプとセレユニットを繋いでいるホース。
平均50bar前後油圧が掛かるということで、ホースは倍の100barに耐えられるものを採用します。
5
交換前の純正ホースの状況。
セレユニット側カシメ部分からオイル漏れを起こしています。
ゴムチューブが元々付いていて、カシメ部分を覆っています。
ケーブルタイをしているのは、先に状況把握のために分解した際、自分で処理しておいたもの。
これでオイルが周辺に飛び散るのを防いでいました。
6
下部から見たところ。
ホースがオイルで濡れているのが分かりますね。
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先にセレポンプ側から外します。
赤丸部分のナットサイズは13。
隣のゴールドのパーツが邪魔しているので、一方向からしかアクセスできません。
ってことで、ここではクロウフットスパナの13で外しました。
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セレユニット側のコネクタは簡単です。
フツーのスパナでOK。(同じ13)
摘出した高圧ホース。
なかなかいい形してますw
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ホース部分が真っ直ぐ伸びるように伸ばして長さを測ります。
ネジリがあると正確なサイズが分からなくなるので・・・。
カシメ to カシメで510mmでした。
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で、こちらが作り直したホース全景。
なかなか上手くいったかな?
元々付いてたゴムチューブはいらんので捨てましたw
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セレユニット側のカシメ部分。
いつものようにキノクニのパーツ使ってます。
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こちらはセレポンプ側。
パイプが面白い形してますねぇ~
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取付後の状態。
キレイに付きました。特にねじれも無く。
周りのホースも交換したいところだが、なかなか時間取れないからなぁ~
ほぼ全部19年間交換無しで来てる感じだな・・・
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一旦BATTを端子に延長ケーブルで繋いで、セレポンプのコネクタを刺すと、約20秒後に勝手に油圧が掛かります。
そのタイミングを見計らって、赤丸部分を緩ませてエア抜きします。
ちょっとだけオイルが垂れてくる具合がいいと思う。
で、本格的にBATTを戻す。
粗方片付いたら、またAlfaOBDにてコマンド投げてやります。
先に"Clutch self-Calibration enable"。
その後、"End of line/service self-Calibration"を流します。
実際のところ、Fiat製のAlfaOBDということだが、ギアの切り替わりがイマイチな感じになってしまった。
何か0.5秒程度タイムラグがある感じ。
時間のある時に、Multiecuscanでもキャル掛けて比べてみようかな。
flamingoの村山さんはBoschのキャリブレーションが一番良いと言っていたんだけどもサスガに手に入らないしねぇ・・・
以上で、高圧ホース交換完了となりました。
これでガレージ床のオイル漏れ跡は少し減るか???
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