オールペン工程　その１２

さてさて、お次は～～
バックドアのドアハンドルです。ベースの部分が鉄ですが、やはりサビサビですね。。
こちらもサビ退治の上、再使用。


あとはリヤのワイパーモーターのでっかいナットの部分。


とワッシャーの部分。
こちらも単品補給が無いのでサビ落として再使用してもらいます。


おそらく塩カルの影響があったのでしょうね。。

走行中に巻き上げた塩カルを含んだ飛沫が後ろに流れていくので、どうも後ろ側のサビが多いような気がします。仕事の作業で錆びているクルマを見ても、後ろの方がサビが酷い傾向がありますねえ。

お次は黒塗りするパーツたち。


ばらしたグリルの奥側、カウルトップ、これらは純正では未塗装素地のままですが経年により細かな表面のひび割れ、お約束の白っぽくなってしまう劣化が見られました。数年前にカウルトップは細かなひび割れが嫌で新品に交換したのですが、何年かであっという間に同じように劣化。。もうあきらめていたのですが、せっかくですから一緒に塗って頂く事にしました～

ワイパーアームはお約束ですよね、つや消し黒の塗装がどっかにいって金属素地が見えてきてしまいます。。一度自分で缶スプレー塗装しておいたのですが、ここもしっかりプロの手によって塗装し直してもらいます～
リヤのアヴァンシア流用のワイパーアームも未塗装で劣化があるので一緒に塗ります～


あとはルーフモールです。これはルーフレールを撤去したあとに取り付ける社外品、といっても海外のルーフレール無し車用の純正部品だと思いますが、ステンレスの部分に表面がゴムでコーティングされている感じです。
これが紫外線やら酸性雨やら長年色んな物にやられて表面がボコボコと、虫食いのように荒れてしまっていたんです。。



この部分、クルマに乗り込む際など、近くに寄って目線を少し下げると何気に視野に入ってくるんですよね。そのたびに「あーぼろっちぃなあ・・」と残念な気分でしたので何とかしたいと思っておりました。

でも新品はもう入手できないだろうし塗装するってたって表面ゴム？じゃん、塗装出来ない・・よね？？なーんて思っており、師匠に相談するも、うーん難しいですねぇ・・ちょっと考えます。。とのお言葉をいただいておりました。

しかしさすがは師匠、見事に解決していただきました！
まずは足付け研磨


そして軟化剤入りのサフェーサーでボコボコを埋めて

こんな感じに。もう十分キレイw　これで塗装をするそうです～

これらをまとめて黒塗りするのですが


最終の半ツヤの黒塗装は同じでも、下地のプライマーは素材に合わせて３種類あるそうです。


懸念されるルーフモールですが・・

良い感じですね＾＾

師匠は耐久性を心配しておりましたが、今の所何の変化もなく良好です～

ダメになったら、ゴム全部引っぺがして塗ってもらえばいいかな？

といっても、半年近く手元にクルマがなく、見てはおりませんが・・w

完成まであと少し、続きます～～