
9月23日に弟一家、母と私で栗拾いへ出かけた。
栗拾いは2012年から、ほぼ毎年続く秋の大切な行事。
栗拾いの現場は近所。
遠くにはいかない。
去年から母が、今年は弟一家も初参戦した。
姪っ子も甥っ子も栗を拾えるほど成長したので、声をかけてみた。
「栗拾い行く?」
「行く!行く行く!」と小学1年生の姪っ子。
「栗ご飯!」と5才の甥っ子も興奮気味。
弟夫婦のFREEDに皆で乗り合わせて栗園へ向かう。
観光農園ではない、普通の農家さん所有の栗園だ。

ピークは過ぎていたが、まだまだ栗はなっている
曇り空で栗拾いには最適な日だった。
9月半ばと言え、太陽が出るとまだまだ暑いからだ。

なっている栗を落とす人もいるけど、自然に落ちた栗のほうが美味しいそうだ
皆で栗をどんどん拾っていく。
イガから元気よく飛び出して地面に落ちている栗
イガのなかにくるまっている栗。

ポンと落ちてきた栗。当たらなくてよかった!
虫食いは拾わないように注意。
「座」と呼ばれるお尻の部分と、ツルツルとした鬼皮の境目に穴が空いていることが多い。
黒っぽくなっているのも腐っているからダメ。

HPより拝借。栗の部位の名称
子供達が拾った栗は、大人が選別した。
見てあげないと、まだまだムリだよね。

真剣さが伝わってくる一枚
両足で栗を押さえながら、イガを向く方法をすでに獲得しているのに驚いた。
子供の成長は本当に早い。
1時間でたくさんの栗を拾った。
農家さんのご自宅へ向かう。
おじさんに栗の重量を測ってもらい、その重さを元に栗の代金を支払う。

コモチちゃん(9/16撮影)人懐こくて、足をスリスリしてくれた。
群馬の温泉街にいたのを連れてきたそうだ。
こんなに人懐っこいから、連れてこられるね。

ノラのシロちゃん(9/16撮影)数週間前から住み着いたらしい。
おじさんが姪っ子に「小学何年生?」と話しかけてくれた。
「1年生!」
人見知りの姪だが、元気よく答えていた。
「いくつ?」次は甥っ子に声をかけくれた。
「5年生!」つられて、「年生」とつけたらしい。
「こんなかわいらしい5年生はいないなぁ」とおじさんも返してくれた。
「…5才!」
おじさんは86才。
赤いターボ付きのインプレッサが庭に置いてある。
聞いてみるとほとんど乗らないと言う。
以前、私のchérieちゃんを見て、いいクルマだと褒めてくれたのでクルマ好きなんだと思う。
まだまだ元気でがんばってください!
また来年、まずはブルーベリー狩りに来ますからね~
栗しごとをする前に、ランチにすることにした。
その間に栗には実家の冷凍庫で寝ていてもらう。
近くのコナズ珈琲へ行くことにした。

12時だったので待つ人はいたけれど、20分ほどで入れた。
弟夫婦は数年ぶりにきたらしく、義妹のAさんは特に気に入ったらしい。
広々とした座席と高い天井に、
「ここなら子供達が騒いでも、まわりに紛れるからいい!」
「ハワイに来た気分になれる!」
そうそう、彼らの新婚旅行はハワイだった。

HPより拝借。小さな子供に配慮してか、角のテーブルに案内してくれた。

Aさんと私はガーリックシュリンププレートをオーダー

皆でシェアするには十分なサイズ
巨大パンケーキも頼んで、最後にコーヒーを飲んでひと休み。
なんせ、これからひと仕事待っているのだから。
実家に着くと、母とAさんと私の3人で栗しごとが始まった。
3人で3家族分の栗ご飯のための皮むきをするのだ。
母と私は毎年のことだから慣れているけれど、Aさんは初めての作業。

鬼皮をむくのに頼りになる。
Aさんには皮むき器で鬼皮をガシガシむいてもらい、母と私で渋皮をむくことにした。

こんな感じでドンドンむいていく

下に紙を敷いておけば、気兼ねなくむいていける(ちなみに左側の手は私のじゃありません)
【皮むきのコツ】
①冷凍庫に4~5時間ほど眠らせて、カチカチに凍らせる
②沸騰したお湯に入れて、再沸騰から1分程度茹でる
ここで①がキモであることがわかった。
実は先週も同じく栗拾いをして栗ご飯を作ったのだが、その時は半分以上の渋皮を指でむくことができた。
でも、今回はほとんどむけない。
どうしてだろう?
思い当たるのは冷凍庫に入れていた時間だ。
前回は4~5時間程度、今回はせいぜい2~3時間。
茹でる時間はあまり関係ないと思う。
もし茹で時間が関係するのなら、茹でただけで渋皮もむけるに違いないから。
栗しごとをしながら、3人で他愛ない話をした。
面と向かって話すより、作業をしながらのほうが話も弾むものだ。
1家族20粒の栗。測ってみると、400gだった。

3人でやれば楽しいし、早いね。
レシピによると栗400gに3合のお米なのだが、そんなに炊いても食べきれないので2合で炊くことにした。
せっかくなので土鍋で炊く。

栗がゴロゴロしている
食べてみると、う~ん栗が大きすぎたせいか、固い。
もう少し小さく切るか、事前に下茹でするべきだった。
美味しい栗ご飯を炊くにはまだまだ修行が必要だ。

ちなみに、これが先週母が炊いた分
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栗 | グルメ/料理
Posted at
2023/10/01 20:07:51