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mkt33の愛車 [スズキ スイフトスポーツ]

整備手帳

作業日:2025年3月16日

その①Vベルトの交換(取り外し)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
 エアコンコンプレッサー用とオルタネーター・ウオーターポンプ用のVベルトを交換しました。

 Vベルトは、

(黄色矢印)
・エアコンコンプレッサー用Vベルト(ストレッチベルト)

(緑矢印)
・オルタネーター・ウオーターポンプ用Vベルト

の2本で、HKS製の強化タイプに交換し、ついでにアイドラプーリーも新品に交換します。
2
 HKS製「FINE TUNE Vベルト」です。
※文末のURLから、パーツレビューを参照ください。
3
 今回のベルト以外で購入した純正部品で、画像左から、

(パーツ)
・アイドラプーリー
 17530-50M30 3,355円

(ストレッチベルト用特殊工具)
・(左側)ベルトインストーラー
 09991-07460 803円

・(右側)ベルトリムーバー
 09991-07450 715円

※近くの整備工場で取り寄せていただいたので、金額は参考程度でお願いします。

※ベルトリムーバー(取り外し用)は、安いので買ってみましたが、必須ではなくて、ベルトは切断してもいいですし、他の方法でも簡単に外せます。
4
※運転席側タイヤハウスから撮影

 車両を持ち上げて、アンダーカバー(センターと運転席側サイド)を外して作業開始です。

 緑矢印がエアコンコンプレッサーで黄色矢印がエアコンコンプレッサー用Vベルトです。

 このVベルトから取り外していきます。
5
※運転席側タイヤハウスから撮影

 バール(小)を使用して外します。
※マイナスドライバー(中)でも外せると思います。

 画像のように、17mmソケットとラチェット(12.7sq)で、クランクプーリーを時計回りに回しながら、バール(小)をベルトとプーリーの間にななめに入れて、クランクプーリーに押し付けながら、回していくとベルトが外れてきます。
6
※運転席側タイヤハウスから撮影

 半周くらい回したところでベルト(黄色矢印)が外れました。

PS やっぱり取り外し用のリムーバーは必要なかったですね、、、。
7
※上部(運転席側)から撮影

 今度は、オルタネーター・ウオーターポンプ用Vベルトを外していきます。

 取り付け時にはベルトの張りを調整しないといけないので、黄色矢印のベルトを手で押したりして、張り具合の感触を覚えておきます(後で調整するときに重要です)。
※正式にはベルトのテンションを測定して規定値にするみたいなことが書いてありましたが、今までしたことがないんですよね、、、。

 個人的には、ベルトが滑らない範囲で、なるべく張りが弱いところを意識して狙っています。
8
※下部(タイヤハウス直下)から撮影

 このVベルトはストレッチベルトではなく、オルタネーターを動かすことで張り加減を調整しているので、緑矢印のオルタネーターを緩める方向へ動かしてベルト弛ませて外します。

 参考までに、

(黄色矢印)
・ウオーターポンプ

(緑矢印)
・オルタネーター

(水色矢印)
・アイドラプーリー

です。
9
※下部(タイヤハウス直下)から撮影

 オルタネーターを緩める方向へ動かすため、この黄色矢印のオルターネーター固定ボルト(14mmソケット)を緩めます(※抜いてしまわない)。

 今回は、緑矢印のアイドラプーリーも交換するので、このボルト(14mmソケット)も緩めておきます。
10
※上部(運転席側)から撮影

 オルタネーター上部の固定を緩めます。

 黄色矢印の固定ボルト(12mm12角ソケット)を緩めます。

 黄色矢印のボルトを緩めると、緑矢印のボルト(12mmソケット)でベルトにテンションをかけているだけとなりますが、このボルトは上からでは狭くてアプローチできなかったです。
11
※下部(フロントメンバー運転席側の直下)から撮影

 緑矢印のメンバーとエンジンの間から左手を突っ込んで、黄色矢印のロアアームとメンバーの隙間から覗いて見ながらアプローチします。
12
 使用した工具は画像の首振りショートラチェット(12mmソケット)です。

 ベルトにテンションがかかっているだけで、比較的に軽く回るので柄の短い首振りラチェットを使用しました。
13
※下部(メンバーとロアアームの隙間)から撮影。

 ベルトにテンションがかかっているだけなので、短いラチェットでも大丈夫で、ボルトを緩めていきます。
14
※下部(メンバーとロアアームの隙間)から撮影。

 しばらくラチェットで回すと、手で回すことができたので、これくらいまで緩めておくとベルトを楽に外すことができました。
15
※下部(運転席側タイヤハウス)から撮影。

 オルタネーターのテンションが解除できたので、緑矢印のオルタネーター本体を黄色矢印の方向へ押して動かし、ベルトを弛ませます。
16
 ベルトを手で外します。

 ベルトの取り外し完了です。
17
 取り外した純正ベルトです。

 上側がエアコンコンプレッサー用のストレッチVベルト(短い方)、下側がオルタネーター・ウオーターポンプ用Vベルト(長い方)です。
18
 外したベルトには、とくにひび割れなどは見られず、ベルト鳴きの原因もわかりませんが、エアコンコンプレッサー用Vベルトには少しサビがついて変色しているような感じでした。

PS ほんとに小さなキュルキュルという音だったので、このサビからの音だったのかなぁと思います、
19
 黄色矢印のアイドラプーリーも交換するので、取り外しておきます。

 クランクプーリーや、オルタネーター、ウオーターポンプなど、他の部分のプーリーはサビなどなく良好でした。
20
 取り外したプーリーは、表面にベルトの黒色が付着して変色している以外には、ゴロゴロした感じもなく正常でしたが、4万キロ近く走行しているので、新品に交換しておきます。

 この後、取り付け作業にかかりますが、画像数が多いので、取り付けの模様は後で投稿する『その②Vベルトの交換(取り付け)』を参照ください。

 すみません。


【関連投稿】
(その②Vベルトの取り付け作業です)
https://minkara.carview.co.jp/userid/3254190/car/2937744/8150603/note.aspx
(締め付けトルク一覧、更新しています)
https://minkara.carview.co.jp/userid/3254190/car/2937744/7673544/note.aspx
(Vベルトのパーツレビューです)
http://minkara.carview.co.jp/userid/3254190/car/2937744/13364947/parts.aspx

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この記事へのコメント

2025年3月17日 22:22
細かい内容まで完璧な説明と画像で誰にでも出来そうと思わせる投稿が流石で御座います(^.^)
コメントへの返答
2025年3月17日 22:28
こんばんは(^^)。
つい、作業を思い出しながら、ダラダラと文章を書いちゃうんですよ(笑)、ポイントだけにすればいいんですけどねぇ、、、。なかなか難しいです。

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