ヒロ・コーポレーション ジェルクッション  

【再レビュー】(2021/02/28)

さて、往復100kmのドライブに打って出たが、
結果は往路50kmした時点で、疲労度が増していると判断し撤去と相成った。(^^;)
『クルマのシートには向かない』と判明。

①まず、セッカクのスポーツシートの座面バケット形状をキャンセルしてしまう点。
身体をホールドする為の構造を自らフラットにしているコトになる。

②それだけならまだしも、
このジェルクッションというのは、低反発クッションと違って反発が有る。
体重を預けてもワリと厚みが確保され、
いわば柔らかく厚みのあるゴムの上に座るカタチとなる。
つまり、「重心が上が」った上さらに「体が振れ易く」なる。

③クッション上は確かに圧力分散となるが、
結局、クッション上に体重を預けている面のみに圧力が集中することとなる。
(本来のシート座面の面積を狭くしていることになる。)


、、、とまぁ、
あえなく『何ひとつ良いコトは無い』というケツロンに至った。
誤解無いように、こちらのジェルクッションは
車内ではなく、オフィス内デスクワーク等の安静な環境で効果を発揮するものと思える。
振動、揺れの無い椅子の上で、圧力分散を機能させるもので、
揺れ動く車内に於いて使用すると、デメリットのみが噴出してしまう。
…安静な環境で使用するにしても、この製品チョッと面積が狭いとも思うが。。。



という訳で、
当製品は車内から→奥様の職場へ異動となり、
σ(^^)の代わりに、奥様の尻の下に敷かれるコトと相成りました。
めでたしめでたし。




価格は税込み。
水洗OK。
重量：1000kg
W:42cm D3.5cm H36cm
素材：本体 TPE(熱可塑性エラストマー)樹脂
カバー：ポリエステル