1985年式SR500(1JN) SR500・VM3x4キャブの実油面の確認
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
前回でキャブレタースタンドは作れました。全開の整備手帳はこちら
https://minkara.carview.co.jp/userid/3262754/car/2951008/6618914/note.aspx
今回はまず現状の実油面を確認し実油面が狂っているなら調整を行いたいと思います。キャブのセッティングの基本中の基本としてまず実油面の確認を行います。キャブのセッティングで実油面が狂っているとキャブのセッティングは出来ないと検索すれば直ぐに出てきます。
使う道具は主に4種類です
①デジタルノギス
②水平器(100円ショップで購入可能)
③プライヤー
④ヤマハ純正フューエルレベルゲージ 1200円位(90890-01312)
デジタルノギスは有った方が良いと思います、無くてもなんとか出来ますが
0.1㎜単位でフロートアームを曲げないといけないのでないと厳しいです
実油面の確認作業の流れ
キャブスタンドに乗せる
ミキシングチャンバートップの蓋を空ける
キャブの水平を出す
フューエルレベルゲージを接続する
ガソリンを繋げる
実油面を確認する
油面が4.5mm±1㎜に入ってなかったらもう一度フロートチャンバーを外すに戻って作業をやり直しして調整する。規定値に入るまでこの作業を繰り返す
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画像上
まず現状の実油面の確認をしますサービスマニュアルによると実油面の規定値はキャブの合わせ面より下4.5㎜±1㎜となっています
画像下
キャブのメインボディとフロートチャンバーの合わせ面より下
4.5㎜±1㎜が
許容値です
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キャブの水平をとるために、ミキシングチャンバートップを外すとこのようにまっすぐな面が現れます
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キャブをキャブスタンドにはめて、ミキシングチャンバートップを外した平面に水平器を置きます。水平器は100円ショップで買いました。
3個のインジケーターの気泡が全て真ん中に来るようにキャブの傾きを調整して下さい。写真の様に全てが真ん中に来てる状態で水平がとれています。これで正確な油面の高さが測れます。
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キャブの水平が取れたらフューエルレベルゲージをキャブに繋ぎます。今回はヤマハ純正のフューエルレベルゲージを1200円で買いました。ホームセンターで買える燃料ホースでも十分に代用できますが、使いやすさが全然違うので純正のレベルゲージお勧めです
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上画像
キャブの水平・フューエルレベルゲージを取り付けたら、最後にペットボトルにつないだガソリンホースを繋ぎます。これで全て接続できました。
まだガソリンは入れなで下さい。
下画像
ガソリンを入れる前にフロートチャンバー下部のドレーンボルトを少し緩めます、完全に抜かないで緩めるだけです。少しの衝撃で簡単に水平がズレてしまうのでネジを緩めるとかも先に全てすましてしまいます。
いよいよガソリンをペットボトルにいれる所まで来ました
ガソリンコックはオンの状態でペットボトルにガソリンを入れていよいよ実油面の確認にはいります。
ガソリンを注ぐと、ガソリンがフューエルレベルゲージに流れだします。
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フューエルレベルゲージの
目盛りの読み方について
の説明です
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