1985年式SR500(1JN) VM3x4キャブの実油面の調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
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前回の続きです
実油面の調整作業の流れ
フロートチャンバーを外す
フロートピンを抜いてフロートを外す(支柱を折らないように注意してください)
フロートアームのピンを曲げて調整する
フロートを組み戻す
フロートチャンバーを組付ける
キャブスタンドに乗せる
ミキシングチャンバートップの蓋を外した所に水平器を乗せる
キャブの水平を出す
ガソリンを流して実油面を確認する
油面が4.5mm±1㎜に入ってなかったらもう一度最初のフロートチャンバーを外すに戻って作業を最初からやり直しして調整する。
規定値に入るまでこの作業を繰り返す。めちゃめちゃしんどいです
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フロートチャンバーを外した写真です。フロートチャンバーにはメインジェット・パイロットジェット・フロート・フロートバルブなどが有ります。外したついでにメインジェット・パイロットジェット・パイロットスクリューを掃除した方が良いと思いますが、今回は実油面の調整がメインですので今回は割愛させて頂きます
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フロートピンを抜くのですが、超絶丁寧に抜いてください。このフロートの支柱がめちゃくちゃ折れやすいです。と言うか私は折りました、、、細いドライバーなどを優しく当てて小さいハンマーで優しく力をかけてコンコンコンと支柱が折れないように叩いてフロートピンを抜いて下さい。そんなに負荷が掛かってるわけではないので直ぐに抜けます
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慎重にフロートピンを抜きました。フロートを外すとフロートバルブが姿を表します。フロートバルブは2020年のオーバーホール時にキースターさんのフロートバルブに交換しています。
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外したフロートです。フロートの浮力が問題ないかガソリンに浮かべて確認します
フロートアームのをプライヤーで曲げて油面を調整します。今回は油面を下げるのでフロートアームを上に曲げます
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調整前のフロートアームを下から見上げた写真です。フロートアームがベースに対してまっすぐになっているのが分かります。ノーマルの状態ではこの状態で適正な実油面(合わせ面から4.5㎜下)となっているのだと思います。
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フロートアームを1.91㎜持ち上げました
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