
意味不明な(?)英語タイトルですみませんヽ(゚∀゚)ノ
前回はイスラエルで「ブースター接種」開始の件を書きましたが、早速WHOがイチャモンをつけました。
世界ワクチン供給は不均衡、ブースター発注すべきでない=WHO
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-who-boosters-idJPKBN2EI1U7
各方面で言われてますが、やはりWHOの
テドロス事務局長って無能だと思います。
「ブースター接種」という表現が誤解を招きやすいとは思いますが、1クールのワクチン接種で終生免疫を獲得出来ると思っていた専門家などいないと思います。いつかはワクチンの効果が減弱し、追加接種や定期的な接種が必要になる事は専門家でなくても最初からわかっていたはずです。
ブースター接種が始まればワクチン不足が心配になるであろう事は容易に想像が付きますし、その件は私も前回指摘しました。
「ブースター接種」の至適時期の検討はあくまでも医学的・科学的に検討されるべき話で、ワクチン需給の不均衡の問題とは切り離して行われるべきです。
世界中の人々にワクチンが行き渡り、地球規模で「集団免疫」を達成しCOVID-19を撲滅できるようにするためのロードマップを作り実行していくリーダーシップを取るのがWHOの使命です。
自力でワクチンを調達できない途上国に先進国が資金を拠出してワクチンを供給する「COVAX」という仕組みをWHOは作りましたが、その為に必要なワクチンの調達はWHOの仕事のはずです。
ワクチンメーカーから供給されるのを口を開けてポカ〜んと待っているだけではいけません。生産量の一定の割合をCOVAX用に供給する事を前提にワクチンメーカーを何らかの形で支援するとか色々やりようはあったはずですが、WHOは掛け声をかける以外に何をやってきたのでしょうか?
調達、分配のためのルール作りをして一刻も早く世界中の人々がワクチンの恩恵を受けられるようにするのは国際機関であるWHOの仕事です。先進国といえども今回のパンデミックでは自国民の生命を守るので精一杯であり、各国は自国の利益を最優先に動くのは当たり前の話です。
ワクチンごとに異なる副作用や有効性の情報を集約し情報発信していくのもWHOの仕事です。追加接種、定期接種の最も効率的で有効な時期を探るのもそうです。
これらの為にテドロス事務局長はどのようなリーダーシップを発揮してきたのでしょうか?
いつかは追加接種が必要になる訳ですので、それをどの程度の頻度で実施すべきなのか?その場合世界でどれだけのワクチン生産量が必要なのか?それらを予め試算しておいて、イスラエルのようなワクチン接種が先行していた国の人々の免疫状態を調査しつつ随時情報を提供していくのがWHOの使命だったはずです。
今回のパンデミックでの初動で世界的な批判を浴びたテドロス事務局長ですが、その後の言動も迷走を重ねているようにしか見えません。
WHOが役目を果たせないなら、各国は自力で情報を集めワクチンを調達し自国民の生命を守っていくしかありません。
批判を受けるべきはブースター接種を決断したイスラエル政府ではなく、世界中から金を集めておきながら仕事をしないWHOの責任者であるテドロス事務局長の方です。
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2021/07/14 01:58:53