
タイトルの文言は巨匠パブロ・ピカソの言葉です。
「ゲルニカ」(冒頭画像)等に代表される彼の作品が彼の想像かつ現実の世界だと言われても、芸術的センスの欠片もない自分のような凡人には理解出来ない世界です。
「想像」というのは潜在意識に影響され、その潜在意識はくり返しのリズムに影響されるため、良くも悪くも、くり返される言葉や想像の世界は現実化してしまうと言われれば
なるほど…
そうかもしれませんね
…(・_・;)と感心するしかありません。
ところで自分は医療現場で働いていますが、患者さんの健康や命に関わる仕事ですのでミスは許されません。とはいえ私のような凡人が行うことですので、大なり小なりのヒューマンエラーは発生し得ます。
そのようなエラーを生じさせないために、過去に事案があった件や
「誰かがこんな事をやらかすのではないか?」と予見出来るような件に関しては事前に予防すべく対策を取る事になります。
様々な事案について業界や職場内で共有し、患者さんの不利益にならないように対策をルール化したりしていますが、それでも我々の想像の斜め上を逝くような事をやらかしてくれる人や場面があります。
「想像出来る事は現実」であるばかりでなく
想像出来ない事も現実です。
それでも患者さんに不利益があってはいけませんので、予見出来ないような事案が発生した場合に備えて
「死守すべき最終ディフェンスライン」を設定し、
「何があってもそのディフェンスラインは絶対に死守」出来るよう日頃から教育、トレーニングを重ねる事になります。
「想定外」などという言い訳は通用しません。
自分はいわゆる「医療安全」の専門家などではなく、最前線の現場で働く「肉体労働者系医療従事者」ですが、この程度のことは当たり前に意識しながら業務を遂行しています。
さて…このような立場から、昨今の気候変動問題やエネルギー政策の議論がどのように見えるのか?という話を書こうかと思うのですが、話が長くなりそうなので続きは次回以降に…
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2022/09/07 04:13:32