
前回イランの先々代の大統領アフマディネジャド氏について少し書きましたが、このところイランの国内外の情勢が怪しくなってきてますので、近いうちに書くと思います。
とは言うものの、イランに限らず中東情勢は中東だけの問題に留まらず、世界情勢と密接に関連した話になってしまいますので、とりあえず文章を書き始めてもどうにもうまく話をまとめられません。
そんな中、カタールでサッカーのワールドカップが始まりました。
日本代表チームの活躍を祈りたいのは皆様同じだとは思いますが、このカタールという国もかなりの問題を抱えた国家です。
「ムスリム同胞団」と呼ばれるイスラム原理主義集団と関係が深かったり、周辺アラブ諸国との関係が悪くアラブ国家としては珍しくイランと友好関係にあったり…
とりあえず近々書こうかなと思ってる話題を羅列しておきます。
・トルコのイスタンブールで13日に発生した爆弾テロ事件
・イラン国内の反政府暴動と「核合意」問題の行方
・シリア内戦に関与するトルコ・イラン・ロシア・西側「有志連合」とウクライナ問題
・そしてこれらに関連する「クルド人問題」
・サウジアラビアと米国バイデン政権との間の微妙な空気…
これらは密接に関連していて、それがその他の地域の情勢に大きく影響してきますので、日本人としても他人事ではありません。
日本としてはこの地域が安定し、米軍を中心とした西側諸国の軍事・政治的リソースを東アジアへと向けさせたいところですが、状況は芳しくありません。
台湾問題の緊張は高まり、北朝鮮はミサイル実験を次々と強行してます。
日本国内はというと…先の参議院選で勝利した岸田政権は長期政権に向けて盤石かと思いきや、閣僚辞任ドミノ等のくだらない内政のgdgdで自滅に向かっているように見えます。
本来なら岸田さんがもっと指導力を発揮して国際政治の場で活躍していただかないと困るんですけど…
安倍さんを失った事の大きさをつくづくと感じてしまう今日この頃です。
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2022/11/23 12:16:23