
22日は一日中雨がシトシト降り続く中、ブルーアースRV03(CK)を履いたトゥインゴを少し走らせる事ができました。とはいえ、各所に水溜りができる程の降水量ではありませんでした。
バイパス区間で80km/h程度までの速度でも走りましたが、浅溝のハイグリップタイヤじゃあるまいし新品タイヤがこの程度でウェット性能に不安を感じるようでは困ります。当たり前のように何事もなく走れました。
そしてドライ路面で感じたのと同様、前後方向・縦方向には良くグリップしブレーキには何の不安も覚えず、発進加速ではトラクションが良くなったかのように錯覚するくらい軽い出足で転がっていき、横方向にはドライ路面と同様にアンダーステアに違和感を覚える場面があったりシャープに曲がると感じる場面があったり…
(安全には充分配慮しながら)坂道発進の際にわざとラフにクラッチを繋いでみたりハンドル切ったまま強めのブレーキ踏んでみたりなんてこともしてみましたが何事もありません。こういう場面では流石にウェットラベルaらしく、プライマシー4S1よりウェットグリップが優れている事を感じさせますが、この性能に助けられるような運転をしないことが一番です。
2/25追記
このタイヤ、排水性能が凄く良いです…というか細いサイズ+ラウンドショルダーで接地幅が狭いのでそもそも排除すべき水の量が少なくて済みます。
走り慣れた道路でいつもならハンドルをしっかり握って身構えた状態で片輪だけ水溜りに突っ込む場所で、 水の抵抗が体感半分以下になりました。
その他の場所で歩行者がいないのを確認した上で意図的に水溜りを踏みに行っても何事もなかったかのように通過しちゃうので肩透かしを喰らっちゃう感じです。
過信は禁物ですが期待以上にウェット性能は良い感じです。
(インプレここまで)
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フロントの165/65R15のRV03CK(冒頭画像)は、リアの185/60R15のRV03と比べてアウト側の縦溝が1本少なくなってます。
CKはコンパクトのCと軽自動車を意味するKなんだと思いますが、タイヤ幅によって縦溝の本数が変わるのは他の銘柄でも時折見られます。
ヘビーウェットでの排水性能においてこれらの縦溝が果たす役割が大きいようですが、前後で縦溝本数が異なっていることによる不具合の心配はないでしょう。
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以前も書きましたが、前165/65R15・後185/60R15というトゥインゴの15インチ仕様純正サイズでウェットラベルaの銘柄を選ぶとなるとこの銘柄一択です。自分がこの銘柄を選んだ理由の一つです。
15インチ仕様のトゥインゴが履けるタイヤの中でウェット性能最強銘柄はたぶんミシュランのパイロットスポーツ3(PS3 )だと思います。
自分がPS3 を選ぶならホイールを前6J・後6.5Jに替えてますので前後195/55R15にすると思いますが、前5J・後5.5Jの純正ホイールに履かせるなら適合リム幅を考慮すると前185/55、後195/55でしょうか?
実物を見たことがある方はわかると思いますが、笑っちゃう程太い縦溝がヘビーウェットでの排水性能の高さを予感させる銘柄です。
性能は折り紙付きですが、流石に旧世代の製品で燃費性能が悪くトゥインゴに履かせるとパワーを喰われそうです。
ミシュランのこのシリーズもPS4以降は「環境性能」に配慮した仕様になっていて、PS4と同時期に発売されたヨコハマのアドバンフレバも(旧モデルのSドライブから)同じ方向性に進化しています。
アドバンフレバも全サイズ国内ウェットラベルa、欧州ウェットラベルAを取得していますが、欧州でのタイヤテストではその自慢のウェット性能の評価が芳しくありません。
このあたりの話はまた後日書こうかと思います。
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2024/02/23 13:42:45