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kiha658のブログ一覧

2023年11月08日 イイね!

1975年式行灯カブ修理記録 その3 ~完~

その2より続き

10/20 作業18日目
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錆びてゴツゴツになっていた燃料タンクのホース口をヤスリで均し、燃料ホースも新品に交換。とりあえずこれで燃料漏れは止まったと思われる。

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部品注文のついででモノタ○ウのタイミングライトを調達。今回の修理のために購入したが、後々使う機会もあるだろうと思い自費購入。

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フライホイールを外し、軸部のカム山とジェネレーター側のフェルトにグリスを塗る。これをしておかないと、ポイントヒールの消耗が早まり不調の原因になりかねない。組付け時にすっかり忘れていた(^^;

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エンジンを掛けて、タイミングライトを当てて点火時期の微調整にかかる。前回、テスターの抵抗値でなんとなく合わせてアイドリングが安定するところまでいっていたが、まだまだこの通り遅角気味に点火タイミングがズレている。

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コンタクトブレーカーのネジをゆるめ、0.数ミリの微調整を繰り返してなんとかドンピシャのタイミングに持ってくることが出来た。長いことカブを維持ってきて初めての作業だったが、本当に紙一枚のような微調整でなかなか根気の要る作業だった。

10/21 作業19日目
altキーホルダーの重力で曲がっているメインキーのスペアを制作してもらうため、お世話になっているカブ系に詳しいバイク屋さんまで試運転がてら走行。申し分なく交通の流れに乗れて、アイドリングも安定している。

キャブのセッティングはノーマルより若干濃いめにしているが、ボアアップ75ccに対してマフラーが50純正モナカのため、何をしてもアンバランス感は否めないので焼け過ぎない程度で普通に走ればこれで良いかと思う。(自分のカブの作業もあるため、もうあんまり時間かけてられないのはナイショ)

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肝心の合鍵は、古すぎて在庫に無いということで、まさかの取り寄せ・・・。
1969年メイト号が有ったので、メジャーなカブだからあるかと思ったが。

11/03 作業20日目
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対応スペアが入荷したとのことで再びバイク屋さんへ。なんと鍵メーカーにも在庫が無かったそうで、横のつながりのバイク屋さんに2本残っていたうち1本を送ってもらったそうだ。

コーヒーを頂きながら、祝日午前の与太話を楽しみつつ・・・。

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もちろんばっちり動作し、ガタが少なくなった。あまり重たい要らないものはぶら下げないようオーナーに伝言せねば。

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何もかもグズグズの状態から3か月。秋晴れの中、気持ち良い排気音で軽やかに走るカブに仕上がった。今月下旬には元オーナーのもとへ引き渡しすることになったので、修理作業はこれにてお終い。良い経験になりました。

ちなみに今回の修理で、部品代だけで7万円かかりました。
これ、お店でやったら普通に10万は超えますね。一応、工賃はもらいますが。
6Vポイント車は手間かかるので、最低限でもDIY出来る方が長く付き合えるでしょうね。

それにしても、10年前はこの部品代以下の値段で完調の行灯カブ前期が普通にバイク屋さんに旧車~♪なんてポップ打って販売されていたが・・・今じゃ絶対手に入らんかと・・・。
Posted at 2023/11/08 21:34:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 整備 | 日記
2023年10月16日 イイね!

1975年式行灯カブ修理記録 その2

その1より続き

9/21 作業12日目
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車体からエンジン下ろし~分解。

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なんと・・・カウンターシャフトローギヤ(1速)に歯欠けを発見。
(これに全く気付かず見落としたまま組み込んだことにショックを受ける・・・)
キックスターターシャフトのセットリングが折れていたことも考えると、ギヤに過度な負荷のかかる始動をしていたのではと考えられる。

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ちなみにこの辺りの部品はほとんど廃盤となっています。
根気よく中古を探すか、他車種からの流用も視野に。

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中古在庫ボックスにあった1982年C70のミッションから試しに1速ギヤのみ移植してみると、1~3速までチェンジ可、メイン/カウンターシャフト動作OK。元が37Tでこちらは36Tながら、ミッション単体では問題見当たらず。

このC70のミッションにそっくり載せ替えも考えたが、1速ギヤ以外のパーツに問題は無く、シフトパターンも変わるためなるべく避けたいので、これの品番で部品が出るか探してみることに。

23421-086-020 ギヤー カウンターシャフトロー (36T)
2023/10/16時点 在庫数:6

23422-041-000 カラー カウンターシャフトローギヤー
2023/10/16時点 在庫数:11

在庫残少ながら、まだ手に入るようで早速発注。
元の部品23421-041-000 カウンターシャフトローギヤー(37T)と違い、カラーが必要になるものの、カウンターシャフトの品番は同じなので流用可と判断。セカンドギヤーとの嵌合も確認できた。1速の一次減速比は3.363から、C70と同じ3.272となり若干のハイギヤー化。

9/24 作業13日目
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キーランプレンズ新品組み込み
割らないためになるべく作業の終盤でと思っていた。滅多に手に入るものではないですからね。

9/29 作業14日目
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メインシャフトローギヤー到着&内容確認。無事に同じものが届いた。
ちなみにこのタイプのギヤが使われているのは、1976年のC50/70Z2(後期行灯)から1986年のC50/70-G(12V化最初期モデル)まで。

10/05 作業15日目
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再度エンジンを組み直し。

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早速車体へ搭載。今度こそ大丈夫なはず。

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エンジン始動。目立つ異音は無く安心。

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レッグシールドを付けて試走~ガソリン給油。懸案であった1速の異音は消えていた。
預かり前は40㎞/hそこそこまでしか出ないとのことであったのが、60km/h近くまで出るようになっていた。しかし相変わらず温まるとアイドリングがすぐ止まる、持続しても再度吹かすとかなりの黒煙が出る、走り出してもずっと燻っているような吹け上がりのため、キャブではなく点火時期か?

10/05 作業16日目
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点火時期調整方法の一つとしてテスターを使う方法がググったら出てきたので、実際に試してみる。ジェネレータ黒線とボディアースを繋ぎ、Ω抵抗値測定モードでフライホイールをFマーク位置に合わせると、通常ならばポイントが開くため抵抗値が変わるはずが、0.00のまま変わらない。(閉じたまま)

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Fマークから左回転し、Tマークを超えたあたりでポイントが開き始めた。これではピストンがかなり戻ったところで点火しているはず。やはり、遅角しすぎて燃焼不良状態であったことが分かった。

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コンタクトブレーカーの調整ネジをゆるめ、Fマーク位置のままマイナスドライバーでコンタクトブレーカーをズラし、抵抗値が~0.15あたりになるよう点火ポイントを調整してみた。最終確認のためタイミングライトを調達する必要がある。

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マフラーも妙にやかましいのでバッフルを外すと、腐ってほとんど消し飛んでいた。

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社外品の余りがあったので取り付け。出口に対して細すぎるような気がするが、正常な排気音になった。パーツリストによると、このC50Z1からマフラーとバッフルがセットのパーツとなるようだ。

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試走。70km/h近くは到達するようになり、アイドリングも比較的安定するようになった。試走中、急にガス欠症状となり原因究明のため再度キャブを点検。

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ジェットニードルがぐらついていたので取り外すと少し曲がっていたため、左の元ついていたニードルに戻し、スプリングもジャンク箱のキャブから取り外した弾力のあるものに交換していたが、左の元のスプリングに戻した。若干内径が太すぎて、ニードルのクリップを押していなかったと思われる。

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組み込んで、再度試走。黒煙もなくなり、エンストすることなくスローも安定しており格段に良くなった。あとは点火時期の最終調整と、キャブの微調整でエンジンは完璧になんとかなるところまで仕上がった。

10/08 作業17日目
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仕事の都合で一旦保留中、かなりガソリン臭いのでよく見るとガソリンタンクの底部に漏れを発見。シート下からも相変わらず漏れて垂れてきている。別タンクは本当によく漏れる・・・・

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外してみると、ホース口(特にメインタンク側)が錆びてグズグズになっていた。長い期間置いているとガソリンが半分減るとオーナーが言っていたのはコレのことと判明。

錆を削って、ホースも新品を手配。部品待ち(モ〇タロウ10%オフの日待ち)のため現在も保留中。この10月は仕事と私用もアレコレと有り忙しいため年内に仕上がれば良いかと思う。

その3へ続く
Posted at 2023/10/16 13:26:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備 | 日記
2023年10月10日 イイね!

1975年式行灯カブ修理記録 その1

ギトギトの手でスマホで撮った汚い写真ですが記録として。

8/13 預かり修理引き取り
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何処のバイク屋もお手上げだ~とのことで迷い込んできました。
1975年のキーランプ付き縦キャブの青行灯です。あんまり見かけませんね。

現状で気づいた不調箇所
・クランクケース下部のオイル漏れ
↳テンショナーボルトのゆるみ(即時解決)
・アイドリング安定せずエンスト
↳キャブレターのオーバーフローか?
・スロットルが固い
↳ケーブルかスロットルスライダーの油切れ?
・クラッチ滑り
↳75ccボアアップでクラッチはノーマルのため、摩耗が限度を超えたか?
・1速での発進時にゴトゴトと異音
↳チェーンが鳴っている?
・電装機能せず
↳バッテリー死亡

8/14 作業開始
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・レッグシールド取り外し
割れているため廃棄(エンブレムのみ取り外し)

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・ドライブチェーン取り外し
現状、ロックピン&プレート脱落。劣化のため廃棄。

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・キャブレター取り外し~分解
特段汚れは無いもののコックパッキン&フロートガスケット破れのため構成部品は要交換。ストレーナカップ上のOリングが見当たらず。

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・エンジンオイル抜き取り
多量ガソリン混入。恐らくコックパッキンの亀裂~フロート室から漏れ出ていたか?

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・クラッチ取り外し
ロックナットがナメて変形していたため取り外し難航。廃棄。

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・クラッチ分解
ほぼ摩耗無くきれい。しかし何故かオイルがほとんど回っておらず乾燥状態。ガソリンが回り過ぎて、油分が飛んでしまったか?これは強化クラッチを組み込むためアッセンブリーごと交換。


8/18 作業2日目
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前後ホイール取り外し
タイヤ劣化硬化のため要交換。後ホイールはハブダンパー要交換。

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前後ハブ分解
灯油洗浄、ブレーキシャフト油差。ブレーキシューは前後ともまだまだ使用可。

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ハンドル取り外し
左グリップがボンド切れで回転しているためボンドで固定。
スロットルインナースライダーは再使用可。

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スロットルケーブル
ほぼ崩壊状態でインナーワイヤー丸見え。要交換。

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ブレーキケーブル・メーターケーブル
割れ、削れ有。要交換。

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左右ハンドルスイッチ及びブレーキレバー取り外し~コンパウンド磨き出し~文字部分赤色筆入れ

8/19 作業3日目
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前後タイヤ取り外し

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前後リム内側外側錆多数あり

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フライホイール・ジェネレーター取り外し
オイルポンプスプロケットの摩耗発覚。
強化クラッチ組み込みだけと思っていたが、エンジン全バラ決定。

8/25 作業4日目
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燃料タンク取り外し。
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内部錆びあり。そこまで酷くはない。
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洗浄~錆取り液注入。
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錆取り液漬け込み開始。

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海外よりパーツ到着。行灯カブ特有のパーツは現在国内では入手困難。

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シリンダーヘッド取り外し
燃焼室はカーボンこんもり溜まっているものの、焼け焦げている感じではない。燃焼不良?
シリンダー内部は傷も無くホーニング痕も新品同様に残っており良好。

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ピストン少しオイルが上がっていたのか側面にカーボン堆積。傷は少ない。

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エンジン車体から取り外し

8/27 作業5日目
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燃料タンク錆取り液抜き取り~乾燥へ

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キャブレター部品到着~組み立て

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クランクケース分解
キックスターターシャフトのセットリングが折れ、内部に落下。
汚れも多量有。ミッションベアリングも引っかかりがあるため要交換。
やはりエンジン全バラで正解でした。

8/28 作業6日目
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クランクケース灯油漬け込み~内部カーボン除去。
シリンダースタッドボルト取り外し。

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クランクケースのボルト(+パンスクリュー)はすべてフランジボルトに交換。

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エンジンは結局フルオーバーホールとなりました。

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車体錆部タッチアップ(スーパーコート混ぜ合わせ)

8/31 作業7日目
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ブレーキ・スロットル・メーター各ケーブル類届いたため組み込み

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スロットルインナースライダー洗浄油差の上組み込み

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エアクリーナー本体・カバー交換

9/3 作業8日目
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前後ホイール内側錆止め塗布

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前後タイヤ新品組み込み
チューブ・バンドは継続使用

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リアハブダンパー新品組み込み

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ホイール車体に組み込み
形になってきました。

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クランクケースベアリング焼き嵌め

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クラッチカバー・ポイントカバー塗装~乾燥へ

9/15 作業9日目
~エンジン組み立て開始~
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カムチェーンプッシュロッドヘッド新品組み込み
セットリング20㎜(キックスターターシャフト)新品組み込み
オイルポンプスプロケット新品組み込み
フランジボルト16か所新品組み込み
プライマリードリブンギヤー新品組み込み
プライマリードライブギヤー新品組み込み
クラッチセンターガイド新品組み込み
クラッチアッセンブリー(強化クラッチ)新品組み込み
クラッチロックナット新品組み込み
クランクケースパッキン新品組み込み

9/18 作業10日目
~エンジン組み立て2日目~(腰上)
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シリンダースタッドボルト新品組み込み(ネジロック塗布)

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カムチェーン新品組み込み
カムチェーンテンショナーローラー新品組み込み
カムチェーンガイドローラー新品組み込み
腰上パッキンセット新品組み込み

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ポイントカバーのメッキ部も少し研磨。するとしないではぜんぜん違います。

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キャブレター取付


~エンジン完成~ エンジン車体に搭載
始動チェックしようとするも、キャブのガソリン漏れが酷いため中止。

バッテリー液注入~初期充電
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直流電装チェック
キーランプ〇、後ブレーキ〇、ホーン×(鳴らず)、ウインカー×(点滅せず)

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ウインカーリレー在庫中古品に交換 動作OK
ホーン裏側ネジ調整(画像無し)
動作OK、ただし錆のため調整困難

9/20 作業11日目
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キャブレターの漏れはやはりストレーナーカップのOリング。在庫品組み込み。

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フロントスプロケット取付
ドライブチェーン新品組み込み

エンジン始動チェック
アイドリング不安定ながら異音は無し、要キャブ調整か。

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試走
やはりオーバーホール前と同じ1速走行時のみゴトゴト異音あり。
預かり時、チェーンと思っていた異音はミッションと判明。
~再度エンジン分解決定~

その2へ続く
Posted at 2023/10/10 21:31:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備 | 日記
2021年04月12日 イイね!

カブ1号機エンジンオーバーホール

2月に手を付け始めた1号機搭載のHA02E。
腰下はクラッチとカムチェーンの交換だけと思ってたんで、降ろすつもり無かったんですが。。。


結局内部のヨゴレが気になりすぎて、降ろすことになりました。


クラッチカバー側。全体的にヘドロのようなオイルで覆われ、クラッチ本体も黒焦げです。
うちに来てからは1000㎞オイル交換を厳守していましたが、前オーナー時代は一体どんな管理をしていたんでしょう。


クランクケース分割。もはやゲロゲロで何が何だかパッと見で分からない。
1982年の製造から酷いオイル管理を経て39年、よく頑張ったものです。
去年分解&組み立てした同年式の角目50はこんなに汚れていませんでしたよ。


クランクはガタツキこそ無いものの、謎のガリ傷を見つけてしまった。。。。
しかしベアリングの引っ掛かり等もなくしっかりしているので、交換は見送り。
これ、買うと3万近くしますので3万キロ程度では交換したくないのです。


調整しても滑り気味だったクラッチも分解。遠心フィルターに入りきらなくなったスラッジが行き場を失っていました。


クラッチプレート、スプリング類も黒焦げです。アウター内部は黒いカケラが転がってました。


フリクションディスクは摩擦材が焼けて溶け出し、人形焼のように潰れていました。
もはや見ていられません。フルオーバーホール決定です。


クラッチプレート、フリクションディスク、スプリングは全交換です。
スプリングも全体的に1ミリほど縮んでいました。


ゲロゲロに汚れていたクランクケース及びミッションを灯油で洗浄し組み込み。
部品洗浄だけで5日はかかっています。透明な灯油が真っ黒の海に・・・
本当に、オイル交換しない人は自転車にでも乗ってほしいです。




オイルポンプスプロケット及びカムチェーン系パーツも全交換しました。


Rクランクケースとドッキングします。


オイルポンプもドロドロでしたが使えそうなのでガスケットだけ更新。


シフトドラムピンも段付き摩耗があったので新品交換。気持ちいいですね。
シフトアームスプリングも交換しました。


フルオーバーホールとなったクラッチを搭載。だいぶ良くなるはずです。
クラッチのベアリングは引っ掛かりがあったので交換しました。


続いて腰上に取り掛かります。あんまりやりたくないバルブすり合わせ・・・orz


未だに感覚がよく分からないんですが、もうこれでだめなら次回は交換です。


ピストンリング、ピンは交換。ピストン本体は縦スジがすこしあった程度だったので、のっぺらぼう箇所をすこしペーパー当てて応急処置しました。


着手から1か月、エンジンオーバーホール完了!
となれば早速火入れしたいところですが、1号機の問題はエンジンだけでないため、まだまだ先になります。。。
Posted at 2021/04/12 15:51:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | スーパーカブ | 日記
2021年03月18日 イイね!

U5メイト ピストン交換


去年8月に復活させて約1000キロ、メーター読み1万キロ間近。
ついに近所の坂も上がらなくなってきたので腰上開けることにしました。


ピストンが何かに引っ掛かっていてなかなか抜けず思い切り引き抜くと、そら言わんこっちゃないという具合にガリガリのボコボコになったピストンが出てきました。よく焼き付いてロックしなかったもんです。


シリンダー内壁には恐らく欠けてひっ付いたピストンのカケラが。
ピストンがなかなか抜けなかったのはコレのせいでした。シリンダー自体もだいぶ削っているため、もう何らかの代替品に交換することを決意しました。

そんなところに・・・


最近仲良くなったバイク屋のお爺さんに相談すると、うちはもうヤマハしないからと言って、40数年前のデッドストックやら社外品やらを提供して下さることに。

どれが合うかわからんけどメイトなら大概合うから全部あげるよと(◎_◎;;
シリンダーが・・・と言うと、オイル付けてヤスリで削ったら大体使えるから諦めなさんな!と喝を入れられました(^^;;


#240と#400のペーパーにオイルを付けてガシガシ削って、焼き付いた突起部分は除去出来ました。コレさえクリアすればとりあえずピストンは通ります。




有り難く有り難く、使わさせていただきます。




ヤマハニュースNo.31(1966年)を参考に、キャブとオイルポンプの最終調整。
公式サイトから有益な情報が得られる有難いことこの上ない資料です。
販促用の社内誌のようですが、写真多用で見入ってしまいます。


先人の知恵を存分に受け、1ヶ月ぶりに動けるようになったメイト号。
昔話は聞けるうちに頭に叩き込んでおかねばなりません。
Posted at 2021/03/18 21:21:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | メイト | 日記

プロフィール

「1975年式行灯カブ修理記録 その1 http://cvw.jp/b/3331999/47272223/
何シテル?   10/10 21:31
中古ボロ軽バンとスーパーカブ系二輪のコンパクト商用車をこよなく愛する者です。
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