イグニッション波形の確認
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
以前にフルトラAMPが故障した際、オシロで見たイグニッション波形が見慣れない波形だったため、他のミニがどうなっているのか確認したいと思っていた。
で、昨日、京都で開催されたMiniチャリティーミーティングに参加した際、初対面のみん友のHARI32さんにお願いし、HARI号のイグニッション波形を確認させて頂いた。
以下、私の考察を記載しますが、詳しくないので、間違っていたらご指摘ください。
2
映りこみで見難いが、コイルのマイナス端子(いわゆるイグニッションの1次波形)をモニターしたHARI号(1300のインジェクション改→キャブ車両)のイグニッション波形。
通常のイグニッション波形で、アイドリング時 約940rpmで、チャージ時間:約5ms、放電時間(プラグの点火時間):約3ms。
高電圧はイグニッションコイルの二次側で発生するが、1次側にも逆起電力による高電圧が発生していて、放電時は60Vくらいまで出ている。
3
それに対し、私のミニ1000のイグニッション波形は全然違っているが、波形を眺めていて何故だか気づいた。
もっと早く気付くべきだったが、私の車にはワコーテクニカルのCDIが付いていた。
今までCDIのイグニッション波形を見たことが無く、ネットでもほとんど見かけないので気づかなかったが、これは正にCDIのイグニッション波形だ。
4
アイドリング時 約1200rpmで、チャージ時間:約3ms、放電時間(プラグの点火時間):1ms未満(超短い)。
アイドリング時のチャージ時間の3msはCDIとしては遅い(長い)方だと思うが、それでも点火システムとしては、軽く12000rpmオーバーまで対応できる。
ミニのエンジンは、そんな超高回転まで絶対に回せないが(^^;
5
あと、放電時間(プラグの点火時間)が短いのがCDIの特徴で、1ms未満でこの画面(8msスケール)では判別不可能なほど短い時間となっている。
放電時間は短いが電圧は高くて、数百Vになる。
短い時間に高電圧でガツンと点火するのがCDIだ。
ワコーテクニカルの古いCDIでは、点火時間を長くする切り替えがあったが、その後切り替えが廃止され、短い時間のみになったようで、その理由をワコーテクニカルのサポートの方に聞いたことがあるが、失念してしまった。
なんかそれが必要になるケースがほとんど無くなったからとか言っていた気がするが。。
6
次の週末に、自分の車でもCDIを外した時の波形と付けた時の波形を計測し、比較してみたいと思う。
あと、CDIの超短い放電時間が具体的にどれくらいかも確認したい。
【お願い】
どなたか、MSDのCDIを付けている方がいれば、良かったら波形見させてください。
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