永遠に続くジレンマ

「トヨタ電子制御に欠陥なし」 それでも「シロ」と言わない米メディア
http://www.j-cast.com/2010/08/14073439.html?p=all

日本と対米関係の今を物語るおもしろい記事がありました。
内容については読んでもらえればわかります。

このアメリカ側の思考は何かに似ていると感じ　考えてみました。

これは広島と長崎の原爆投下についての　アメリカ側の対応に何処か似ている
と感じました。
原爆投下については今現在　アメリカ国民のかなりが
”あれはやむを得なかった正当な行為である”とし、アメリカ政権もそれと同じ
見解を示しているようです。

では本当に　いや心の底から　アメリカ国民の大多数が
”やむを得なかった正当な行為”として納得しているのでしょうか。

おそらくそれはないんじゃないかな～というのが私の感想。ｗｗ

おそらく心の底では　あの原爆投下だけはまずかったと多くのアメリカ国民が
自認しているのではないかと思っています。

でも謝ることは出来ない。　
謝ることで自己否定と自己の正当化との矛盾になるというジレンマに陥り、
苦しまなければならない。
イラク戦争　ベトナム戦争の時だって同じです。
このトヨタリコール問題はその事例とよく似ている。

ホント　アメリカという国は失敗から学ぶということは苦手なんでしょうね～。
懲りない人たちだ。

原爆投下についてはこの人が怒っているようですが、私としては今更謝る必要も
ないと思う。　永遠に続くジレンマとトラウマを背負って苦しんでほしいと思います。

それから極東の安全保障もよろしくと付け加えておきましょう。


追記・・・
この時期になると靖国参拝　日韓問題などとても微妙な問題が多いようですが、
やはりケジメと覚悟というのは必要かもしれませんね。