ウォーターポンプ交換(その2)完成
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
【その1より】
ラジエターキャップを外して中を見ると、なにかグニュっとしたものが見える。
2
モニタリングスコープで覗くと、ゴカイのようなものが見える。
3
左側を覗くとなにか白いものが突き刺さっている。
4
モニタリングスコープで見ながら、針金で引っ張り出した。
5
取れる範囲の物を取りだした。
赤茶色の物は俗に言う「水アカ」だろうか。白い湯葉のようなものと黒いものは液体ガスケットのようだ。
左側の黒い物だけ磁石に付いた。
6
右側にも白いものが突き刺さっているが、深すぎて今回は断念。
アッパーホース交換時に摘出しようと思う。
7
ウォーターポンプを外した際に撮影した写真を確認してみる。
エンジンブロック内のウォータージャケット内部。左手前と中央奥の柱状部分はシリンダーボアの外壁。
8
ここはウォーターポンプが取り付けられる部分。PC上で見るまで気が付かなかったが右側の中ほどに線状のヒビ(かバリ)のようなものが見える。
すでにウォーターポンプは取り付けてしまった。外したくない。
だがここから漏水しているとしたら、エンジンオイルに混入するかも。
9
エンジン断面図を見ると、もしヒビが深く入っている場合には、タイミングチェーンの空間に漏れそうだ。
カムカバーを外して、上からモニタリングスコープで確認することにした。
10
たまたま半年ほど前に、ヤフオクでこの部品(エンジンフロントカバー)を入手していた。
それを観察して線状のヒビっぽいものがある位置の裏側が、裏面のどの部位に相当するのかアタリをつけておいた。
11
エアクリーナーケース、カムカバーを外したところ。
エンジンオイルの色を見る限り、冷却水が混入しているようには見えない。
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タイミングチェーンのこの隙間から、モニタリングスコープを差し込み該当位置の裏側部位を撮影する。
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中古のフロントカバーの該当位置に赤テープを貼り、車載の物と比較してみる。
14
該当位置の裏側に相当する部位にも赤テープを貼る。
タイミングチェーンの隙間から撮影した写真と同じ構図で、赤テープを貼った部位の撮影をして、比較してみる。
赤テープ部位と同じ部位(車載側)に、ヒビが見られたら表側ヒビとつながっている可能性が考えられる。
写真を比較する限り、ヒビは見えない。
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少し角度を変えて撮影。
該当位置の裏側部位の少し上に、網目状のヒビ(?)みたいなものがある。
鋳物(ダイカスト)なので、鋳肌が荒れているだけかもしれないが、あまり気持ちの良い物ではない。
とりあえず2cm以上は離れていそうなのでOKとしておくことにした。
※使いながら経過観察
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シリンダヘッドのカバーと接する部分に、液体ガスケット(DRIVE JOY シールパッキン1281)を塗布し、新品のガスケットを貼り付ける。
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カムカバーの裏側周囲にも液体ガスケットを塗布。
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カムカバーを取り付け、諸々復旧作業を行う。
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排出した冷却水をラジエターへ注入。
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おそらく冷却系統にエアが入っているだろうと想像し、サブタンクMAXまでいれた
21
1日置いてから、エア抜きのため近所を走らせて帰ってきたら、サブタンクから少しあふれていた。がっかり。
他の箇所の確認したが、漏れは無さそう
経過観察中だが、とりあえず修理完了。
※ご参考にされる方は自己責任でお願いします。
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