SPOON K20A High Camshaft
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■商品名:ハイカムシャフト
■商品番号:14111-K20-G00(Intake) 14121-K20-G00(Exhaust)
■適合車種:INTEGRA TYPE-R,CIVIC TYPE-R,ACCORD EURO-R,[形式] DC5,EP3,FD2,CL7
■定価(税込):各¥54,600-
SPOONのハイカムは欲張りカム。
動弁系全体の低摺動化を目標に、バルブスプリングのレートを上げないというテーマで開発した
特殊カムプロフィールにより、パワーロスを低減、バルブ追従性を最大に上げたストレスフリーな
設計デザインを採用しました。
質問「SPOONのハイカムの特徴って何?」
バルブが開く行程ではカムで強制的に作動しますが、閉じ始めはバルブ重量による慣性力によって
遅れが生じます。そこで私達はカムプロフィールを非対称に設計しました。これによってバルブの
閉じる追従性とタイミングを適正化し、高回転でも正確なバルブ作動が確保できたのです。
質問「なるほど、非対称プロフィール…それならバルブスプリングも交換?」
私達はバルブスプリングレートを上げませんでした。動弁系全体の摺動抵抗が増えるためですが、
高回転の「ノビ」やアクセル開き始めの「素直」なフィールが損なわれるのを避けたかったからです。
最新のホンダK型、F型エンジンは基本的にすぐれた耐サージング特性と有効ストロークを
持っていますから、純正のバルブスプリングで十分。交換しなくてもOKです。
質問「ではノーマルカムに対してどんなメリットがあるの?」
最適化されたカムプロフィールは
1 純正品の吸気カムよりも速く開き始め、排気は遅く閉じ、オーバーラップ角が多い。
2 ハイリフトである。
3 動弁抵抗が少ない。
という3つの特性があります。高回転でも正確な吸排気バルブの追従性と効率的な圧縮を確保、
4サイクルエンジンとしてはまさに理想的といえるムラのない連続燃焼によるパワーアップが
得られます。つまり、カムさえ交換すればあとはタペットクリアランス調整のみでエンジンが
本来持つ潜在的なパワーとトルクが得られるという大きなメリットがあるのです。
バルブスプリングのレートを上げない条件の元、特殊カムプロフィールを開発したことで
動弁系を含んでエンジン全体でのロスを低減しながらパワーアップが得られたのです。
2
質問「試作品と量産用の製品は同じ品質?」
SPOONは適価での市販をめざしているため、マザーのカムを型から起こし量産するという
純正品と同じ工法を守っています。それによってコスト増を抑えながら品質を高く
安定させることができるからです。高回転時の無視できないカムの「ねじれ」に対しても、
剛性確保などメーカーOEMと同等レベルの厳しい生産管理で品質確保も十分に考慮しています。
試作品と量産品、また量産品の公差基準などクォリティにバラつきはありません。
3
設計資料
SPOONハイカムシャフト。
そのプロフィールの最大特徴は開き始めはSTDより過激でハイリフト。
しかし閉じ始めからの工程は逆に「低くなだらか」な曲線を描いています。設計はカム作動角1度に対し150箇所を演算しました。
データーはリフト速度、加速度、クランク角、ピストン位置、出力時間など最新のホンダ製カムと同等の規格で非対称に設計されました。
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「ローブ」
プロフィールが加工されている面のこと。図の下半分はベース円で真円です。
「ハイト」
カム山の最大値です。
「ベース円」
ロッカーが接触してバルブが動き始めるポイントからロッカーが離れる瞬間までの部位で、
ローブ以外になります。ホンダエンジンのカムが作用角を表現しない理由は、この触れる瞬間と
離れる瞬間を実測することが不可能なのでバルブが1mmリフトしたポイントで計測するからです。
5
「ロッカーアーム」
バルブの突き出し量はカムがロッカー面を擦れながら移動するのでレバー比は可変します。
「スリッパー面」
ロッカーとカムの接触面でカムが高速で接触するので、高い耐極圧摩耗性が必要です。
少ないスペース条件下で大きなバルブリフト量を稼ぐ。
技術的に難易度が高いホンダエンジンのハイライト部分です。
6
K20A パワーグラフ!
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こちらK型用ハイカムの作業工賃のお知らせです。
DC5、EP3、CL7が作業時間5時間¥42,000-でございます。
FD2は作業時間6時間¥50,400-でございます。
実際のお取り付け等ご予約は、TYPEONEにて承っております。
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