
今年4月上旬に発生したNEXCO中日本のETCの大規模トラブルの発端となったのは、当初7月から行われる予定だった「高速道路の深夜割引の見直し」のシステム更新といわれている。結果的には7月からの見直しは延期され、25年度中という噂はあるけど、具体的な時期は未定になっている。
新しい深夜割引制度は現行の内容から大幅に変わるため、具体的な内容については「
高速道路の深夜割引の見直しについて - NEXCO 中日本」などで確認してもらうことにして、私が一番気になったのは「
割引がポイント還元になる」ということだった。
現行制度の場合、通常料金が10,000円だと、深夜割引によって30%引きとなり、7,000円が引き落とされていた。それが新制度になると、通常料金の10,000円が引き落とされ、それの30%分の3,000ポイントが還元、そのポイントを以降の高速料金の支払いに使うということになる。
よって、新しい深夜割引の恩恵を受けるためには、ポイントの還元先の登録が必須となる。それが「
ETCマイレージサービス」だ。
ETCマイレージサービスの登録をしていないと新しい深夜割引は受けられないことになるので、これは新制度の移行時に大きなトラブルの元になりそうな予感がする。
ETCマイレージサービスについて調べてみると、
通常の高速利用でも10%のポイント還元があるのがわかった。
高速の料金が最大10%割引になるというものだ。これは知らなかった。詳細は
ドルドルチャンネルさんの説明でどうぞ。
私の場合だと深夜割引はほとんど使うことがないけど、道の駅めぐりや帰省で高速道路を使うことが多いので、これの恩恵は期待できそうだ。
自宅から実家のある山口までの片道の高速料金は約1万円なので、1000ポイントが還元されることになり、結構でかい。23年~24年にかけては結構高速道路を使ったので、ETCマイレージサービスに登録をしていたら、1万ポイントくらいは貯まっていただろう。
普段から高速道路を乗りまくっている人だと結構な額のポイント還元がありそうだ。
該当の高速道路会社と還元ポイントは以下の通り。ただし、
首都高速と阪神高速、名古屋高速などは対象外なので、この点は要注意。
獲得したポイントは以下のようなレートで還元額に交換でき、交換後に使用した通行料金の支払いご利用できる。5000ポイントの場合は同額の料金に交換可能だ。
ETCマイレージサービスの登録に必要なのは、「ETCカード(番号と有効期限)」と「ETC車載器の管理番号」、「車両番号(ナンバープレートの4桁)」だけど、一番ネックなのはETC車載器の管理番号だろう。私の場合は車検証とともに車のグローブボックスに置いてあった「ETC車載器セットアップ証明書」を参考にしたけど、不明な時は
ここが参考になる。
手持ちのポイントは、ETCマイレージサービスのサイトで確認可能だ。今後これがどんなに増えるか楽しみだ。このサービスは2005年からあるということだが、未登録の方は是非登録しておきましょう。

Posted at 2025/07/21 21:17:32 | |
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