先日行われた2025年F1第6戦 スペインGPにて、
角田裕毅選手のF1のスタート回数(グリッドに並んでスタートを切った回数)は96戦めとなり、片山右京の95戦を抜いて日本人単独最多となった。出走回数(ドライバーが実際にレースに出場した回数)については、第7戦 カナダGPで100戦めとなり、日本人で唯一100を超えている。つまり、角田選手は最も経験豊富な日本人ドライバーというわけだ。
日本人ドライバーのF1出走回数の上位6名は以下の通り。
にしても、まだ5年めなのに、なぜ角田選手が並み居るレジェンドドライバーを抑えて堂々のトップなのかを考えてみたところ、ここ数年で一年間の開催数が増えたことが関係していそうだ。
中嶋悟が参戦した1987年から2003年までは年間16または17戦だった。2016年以降(コロナの2020年を除く)は年間20戦を超えるようになり、2021年から2023年は年間22戦、2024年と2025年は年間24戦となっている。
よって、2021年から参戦した角田選手は今年を終えた時点で出走回数が114に達することになる。これが昔のように年17戦だったら同じ5年間でも85にしかならず、過去のドライバーと比較すると出走数に関する記録は作りやすいようだ。
そんな角田選手にはぜひとも記憶に残る走りを期待したい。セナの亡くなった94年の
片山右京は本当に速かった。この年は初勝利もあるのではというくらい毎レースが楽しみだった。角田選手にもそういうのが期待できればいいのだけど。期待しています。
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Posted at
2025/06/19 20:31:15