続・アイドリングストップからの再始動音低減に向けて
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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購入したときから気になっているi-stop再始動音。
以前、エンジンルーム内の穴塞ぎや運転席・助手席前方のセンタートンネル周りのデッドニングなどで幾分小さくはなっていますが、その他の静音化の結果やっぱり気になってしまう今日この頃です。
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先日、友人を助手席に乗せてドライブしていたところ、再始動時のクランキング音が後ろのほうから聞こえるのはなんで?という話になりました。
私はいつも運転席なので、センターコンソールの中あたりが音源かと思っていましたが、助手席側から聞くとどうも後ろのほうから聞こえるようです。
ならばと友人を後席に乗せたところ、今度は足元、シート下あたりから聞こえるとの事。
前々から運転席・助手席下の変なカバーの下やシート下の暖房吹き出し口は怪しいと思ってはいましたが、ここまで来たらやるしかないと思い、シートを外してみました。
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早速ですが運転席シートを外すとこんな感じです。
なお、シートはE12のトルクスボルトで固定されています。ここはちゃんと工具を用意してから作業されることを強くお勧めします。私は横着して10mmヘックスで外そうと試みましたが、最後の一本でなめてしまい、最終的にE12のソケットひとつを無理矢理打ち込んで外す羽目になりました。
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助手席側はこんな感じです。
パワーシートののコネクタですが、シートを少しだけ持ち上げてから外すと作業がかんたんです。最初はシート下に手を突っ込んで外そうとしましたが、ちょっと難しかったです。
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運転席側BOSEアンプのカバーを外すとこんな感じで配線が見えますが、カーペットの隙間からは早速鉄板が丸見え……エアコン吹き出し口の周りもスカスカです。
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アンプを外し、カーペットをめくるとこんな感じです。
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カーペットが何故かシート下で前後に2分割されており、そこからめくってみるとこんな感じです。
シートより前側のフロアにはアスファルトのような制振材が塗布されていますが、こっちはただの鉄板です。
手を突っ込んで確認するとセンタートンネルの辺りも制振材は塗布されていませんでした。
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なので、とりあえず叩くと響く場所に制振材を貼り込みました。
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そんでもってその上に吸音マットを敷いています。
吸音マットはフロアからセンタートンネルまで丁寧に敷き込んでおきました。
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念には念を、で、カーペットの分割部に黒色の強力布テープで目張りしました。案外こういう隙間から音が侵入することもありそうですので。
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最後にアンプカバーの裏側の放熱フィンに触らないところに吸音材を貼り、復旧しました。
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これで数日乗ってみましたが、結論から言えばだいぶいい感じです。新車時の音量が100なら、40〜50くらいまで低減できていると思います。音の侵入先の気づきを与えてくれた友人に感謝です。
クランキング音は高い金属音のため、制振しても吸音しても完全には消せそうにありません。当面はこれで乗ってみて、どうしても気になるなら長期休暇にシートとセンターコンソールを外してみようと思います。
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ちなみにここまで再始動音低減に取り組んできての個人的な感想ですが、大きく効果を体感できた箇所はエンジンルーム内穴塞ぎと今回のシート下静音処理の2箇所です。
もしi-stop再始動音が気になる方はこの2箇所から実施されることをオススメします。
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