ブレーキキャリパーにAlcon・サーモテープ/サーモシール/サーモラベルを貼付

※今回は、サーモシール貼付作業と同時に、車高調の手入れ (ねじ部の泥飛ばし・清掃と防錆) を行っています。
作業時間はそれを含んでいます。

まずは完成写真から。
リアのブレーキキャリパーにサーモシールを貼付たところです。サーモシールには、耐熱性のある粘着剤が塗布されているのですが、ギャランのブレーキキャリパーはブレンボの様に表面が平滑な部分がありません。
そこで、パーツクリーナーでキャリパー表面の脱脂をした後、後述の接着剤を使用して貼り付けています。

リア。サーモシール貼付作業の為にタイヤを取り外します。
ついでに車高調のねじ部に付着していた泥などをパーツクリーナーで吹き飛ばしています。

その後はドライファストルブで防錆しておきます。これは即乾性の潤滑剤で、私が今迄使用していた潤滑剤の様にべとつきません。ただ、乾いた後、白っぽくなるのが、ちょっと、あれです。

フロントの車高調です。リアほど泥は付着していませんでした。

パーツクリーナーで泥を吹き飛ばした後です。こちらも、この後、ドライファストルブで防錆しておきます。

いよいよフロント側にサーモシールを貼り付けます。
フロントキャリパーはリアよりもさらに曲面の部分しかありません。キャリパー表面も凸凹しているので、脱脂をした後、無溶剤型の接着剤をキャリパーに塗布して平滑にします。

今回使用した接着剤は2分で動かなくなり、1時間で実用強度、24時間で完全硬化します。

サーモシールを張り付けたところです。張り付けた後、サーモシールのコバ（断面）、及び、シールの表面側も接着剤を薄く塗布しておきます。軽く乾燥した状態になったら、手で更に圧着します。