目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
社外テールランプも購入から12年ほど経ち
脱色など劣化が顕著になってきました(*_*)
ちょっとみすぼらしくなってきましたので
再塗装する事にしました。
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テールランプを外して見比べました。
※なぜか運転席側はほぼ劣化なし
運転席側に比べ、
全体的に色が薄くなってきている、
特に上部、外側は紫外線がよく当たるのか
色が抜けきって部分的にクリアテールと化しています
3
4
結局カラ割はあきらめて
ムラになるリスクはあるのですが外側から塗る事にしました。
ホルツのキャンディレッドをガンで塗装する為
塗料を取り出しました。
スプレー先端に先曲がりストローをあててテープで固定、
塗料缶に噴射して中の塗料を取り出しました。
※出したての塗料は
シュワシュワの炭酸飲料の様になっています。
出した後、重量を測りました。
今回の塗料缶は口が狭いのでフタをせず開けっ放しにして
2日ほど放置してガスを抜きました。
注意!:ふたをするとガス圧でフタが飛ぶ
飛ばない様に金属キャップを付けると
缶が破裂するリスクがあります!
ガスが抜けてから蒸発分ラッカーシンナーを
入れました。
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今回はクリアーカラー塗装ですので
テキトーに塗りますと
濃淡のムラムラになりますので
どういう風に塗っていくか考えました。
全体の流れとして・・・
・一番薄くなっている箇所を隣接している部分と同じぐらいの濃さに着色する
・全体が同じぐらいの濃度になったら
運転席側のテールを色見本にして
全体を満遍なく塗って運転席側と同じ濃さにする
・・・という感じでしょうか?
この画像ですと、
正面と外側がクリアーテールとなって
内側は色が付いている状態です。
正面と外側を塗りたいけど内側はあまり塗料を載せたくないので
正面側を垂直の向き、外側は自分と対面の向きにした状態で
矢印の範囲を塗って内側とその隣の部分に
塗料があまり掛からない様に塗る事にしました。
6
テールの下部の外側です。
ウインカー&バックはマスキングして塗らない様にします。
今回、メーカーの塗装ミスで運転席側は塗られているのに
助手席側は塗られていない箇所があるので・・・
1:塗り忘れでクリアーテールとなっている
箇所をピンポイントで塗って
2番矢印の範囲と同じ濃さに合わせてから
1番2番の範囲をまとめて塗って隣の濃さに合わせる
という風に塗る事にしました。
7
部分的に縦と横と交差する部分が出てきます。
何も考えず端から端まで塗りますと交差部分の
塗り回数が重なって濃くなってしまいますので
その事を意識して交差部分は
あまり塗らない様にしました。
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以上を踏まえて作業をしていきました。
幸いガリキズはなかったのでテールカバー表を
#1500のスーパーバフレックスで足付けしていき
ウインカー&バック、取り付け部分をマスキングしていきました。
ソフト99のシリコンオフで脱脂して
ミッチャクロンをうす~く塗りました。
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上記の塗装手順に従って運転席側を色見本にして
塗装していきました。
塗装当時、午前で既に気温は35℃・・・
6月とは思えないほどクソ暑くて塗りにくい(*_*;
塗料の乾燥を遅らせるリターダー追加、
シンナーで倍に希釈しても
すぐに生乾きになります・・・(*_*)
塗り肌よりも色ムラ消し最優先で
吐出量少な目で様子見ながら
塗装していきました。
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うまくいくかな?と懸念していた
メーカーの塗り忘れの箇所も
テールの色が濃い目なので思ったよりうまくいきました。
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ただ、塗り肌はガッサガサ・・・(*_*;
もう一つシンナーを入れたガンを用意して
生乾きの塗装面にボカシ材の様にぶっかけましたが
あまり効果がありませんでした。
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ガサガサの塗装面を磨いていきました。
エッジ部分はあまり磨かない様に
色を剥がさない様に様子を見ながら慎重に
#1500で磨いていきました。
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最終的にこんな感じになりました。
凹が大きめの部分はあまり追い込むと
色剥げしそうなのでほどほどにしました。
その後、水を付けて疑似的にクリアを塗った状態を再現して
色剥げしていない箇所がないかチェックしました。
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再度シリコンオフで脱脂して
ウレタンクリアを塗装していきました。
うす~く塗ってハジキがないか確認してから
ペッタリと塗りました。
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外の塗装で問題なのは雨や突然の強風で
ホコリがバリバリ付くのもあるのですが
塗装を終えた不安定な形状のパーツを
いかにうまく持ち帰るか?という事です。
※トランクは工具などが満載で
荷物入りません(^^;)
指で触れる状態までは乾かしますが
生乾きなのでパーツが運転中倒れて
塗装面がシートなどに当たると
思いっきり跡が付きますので
毎回運び方に悩まされます(^^;)
整備手帳には上げていないのですが
cx-5のワイパーアーム塗装後、
持ち帰り中にコケて
思いっきりデロデロになりました(*_*;
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塗装中にホコリが付きましたので
3日ほど乾かして除去していきました。
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今回は#3000のトレカットという
ゴミや塗料のタレの除去を主用途とした
サンディングシートを使いました。
個人的感想ですが、しっかり磨かないとホコリの凸が取れきれず跡が残ってしまいますが初期研磨に#3000ぐらいの細かいペーパーの方が
後行程のコンパウンド磨きで
戻り傷が出ず楽ですね。
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コンパウンドを掛けてホコリを除去出来ました。
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で、こんな感じになりました。
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ムーヴに取り付けてみました。
退色した部分が無くなり
色ムラも思ったよりも目立なくなり
リフレッシュしたのですが
塗装前の退色してピンク色になっていて
キャンディーレッドの塗りこみが多い&キラキラのメッキが下にある箇所は
色が重なってワイン色っぽい紫掛かった赤に見えます( ̄~ ̄;)う~ん
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思うところはありますが
とりあえずこれで様子を見て
色味に不満が出たらスモークテールにしてみようかな?と思います。
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