インテークマニホールド脱着清掃(インマニ カーボン除去)
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2年ぶり約4万km走行後のインマニ脱着清掃を行いました。
2回目ですから組みとバラシはもはや余裕です。
みんカラ先輩諸氏が丁寧な分解方法をアップしてくださってるので手順は省きます。
が、「ここはこのほうが絶対いいよ」って部分だけ重点に。
まずはターボチャージャーのコンプレッサーからインタークーラーまでの配管のアルミのエルボから樹脂パイプにつながるホースバンド、ここってなぜか内側から締める方向になってます。
当然逆向きのほうが何かと都合がいいので入れ替えます。
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こっち向きのほうが良いにきまってます。
画像はありませんが同様にインタークーラー出口とインテークシャッターバルブをつなぐ太いゴムホースのインタークーラー側のホースバンドも差し替えて下からいじれるようにしたほうが良いです。
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エアクリーナーボックスからコンプレッサーのインレットに刺さるパイプのホースバンド。
ここもホースバンドを差し替えて向きを変えたほうが良いです。
って、純正がなんでわざわざやりにくい方向に締めてるのかわかりません。
不思議だ。
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エアクリーナーボックス→バッテリー→インタークーラーへの配管→コンプレッサーインレットへの配管→この画像の配管用フレームと進んできました。
ここはラジエターの配管→固定の12mm頭のナット3本→残り2本のホースの順でバラすと楽ちんです。
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EGRクーラーの排気側には小さなカバーが付いています。
外すときは何でもないですが組む時は忘れがちですから気を付けましょう。
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EGRクーラーの下側は細い金属パイプが友締めされています。
ここはかなり緩め&締めにくいので注意。
またEGRガスと冷却水を1枚のガスケットで塞いでいますので合わせ面の清掃はしっかりやりましょう。
メタルガスケットは、シール面の追従性は良くありません。
合わせ面の清掃が重要です。
オイルストーンなどでの面出しですがメタルガスケットを採用している時点で面精度は高いのでオイルストーンでの研磨はちょっと危ないかもしれません。
精度が出ていないのなら研磨しなけりゃなりませんけど。
じゃ、なんでメタルガスケットを使うの?ってことなんですが熱伝導が良好なこと、シール性がバカみたいに高いからなんです。
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EGRバルブユニットは3枚のガスケットで繋がってます。
組む時に忘れやすいので注意です。
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先日マルカンでゴリゴリやったんですが、あまりに油分でネチョネチョだったのでそぎ落としもれがありましたW
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ポートのほうも結構堆積してます。
で、バラしてビックリ、冷却水の分岐パイプが樹脂だったw
ここ、対策部品の金属パイプが出てるはず。
樹脂でも漏れがないのもあるんですね。
バッテリーも新車から付け替えてません。
SOCは90。
変なところで頑張る部品群w
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俗に言う潜望鏡を外して中を撮影、
ここから手がギタギタ真っ黒ですからなかなか撮影できませんでした。
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結構ギタギタ。
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ざんぶ!で油分がメタルクリーンの洗浄作用を阻害することがわかってましたから可能な限り手彫りでススを除去します。
インマニ内部ポート周辺部天井側の堆積が多い感じ。
吸気温度センサの周辺やMAPセンサの周りも溜まりやすい形になってました。
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メタルクリーンをペール缶に溶かしてパーツを漬け込み洗浄。
ペール缶はコンロで煮て加温します。
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重曹ブラストはあたり一面真っ白になったりします。
時間かかるし。
前回で懲りたので手掘りでいいやって感じで妥協しましたw
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油分が少ないならメタルクリーンは絶好調に効きます。
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インマニ内部はススがこびりついてましたので、ブラシやドライバーなどでススをこそげとってからメタルクリーン風呂に入れる。。。を何回か繰り返しました。
インマニのポート部から内部の様子。
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結構きれいになります。
インマニ内部、潜望鏡の部分。
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外したナットやボルトはこんな量になります。
組む時にたぶんわからなくなりますから、皆さんはこんな管理はしないでくださいね。
冷却液のエア抜きですが、走行負荷をかけないとなかなかサーモスタット開弁温度までは上がらないと思います。
CX5の場合、PIAAの54のボタン付きラジエターキャップに換装し、OBD2からの水温を見ながらエア抜きしたほうが無難です。
この時にリザーバータンクにはアッパーラインよりもかなり上に冷却水量を持っていておくと良いです。
走って冷却水温が70℃近辺で乱高下したならラジエターキャップのボタンで内圧を抜く→キャップを開ける→リザーバータンクの大気開放端から息を吹き込みリザーバータンク内の冷却液をラジエターに逆流させて注水する。
たぶん86°Cサーモだと思いますので86℃を超えて下がった瞬間に同様の操作を行なえばいいと思います。
で、ここからが大事です。
ラジエターの内圧は低い状態で86℃ですから100℃で沸騰する可能性があります。
必ず一度、丸1日置いて、冷却液が冷めてラジエターにリザーバータンクから冷却水が戻ってきて、さらにキャップを開けて水量を確認してから全開走行などを行ってください。
これ、意外と皆さんやってないです。
早く全開走行したい気持ちはわかりますが。。。
さて、明日はチェック後に中長距離走行でどんな風に変化したか見てみます。
腰への負担を最小限にする動きだとさすがに12時間かかりますねw
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