ブレーキマスターバック交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
Keiワークス用フロントブレーキキャリパーブラケットとブレーキディスクを流用してブレーキの効きは良くなったラパン。ひと晩乗ってるうちにブレーキのあたりが出てきたのか、制動に関しては普通の軽自動車らしくなりました。安心して息子に使わせることができます。でも、お父さん的にはフワフワなブレーキタッチが気に入らないわけで。うちの会社のキャリィのブレーキタッチは物凄く良いんだけどなぁ…
で、HE21S後期、走行距離4万キロ台の中古マスターバックとマスターシリンダーのセット品を無理やり買ってみました。うちのラパンはもうすぐ20万キロなので、ブレーキを踏み込んだ回数は1/5なはず。ちょっとはシャキッとしたブレーキになるんじゃないかな。多分。
2
まずは室内作業。
中央のプッシュロッドジョイント部抜け止めピンの形状はRピンじゃないかと手探りで確かめてみた。どうもヒゲにあたる部分の存在を確認することができず、しばらく悩みました。結論は出ないけどとりあえずRの頭の部分にラジオペンチの先を引っかけて引き上げたら、あっけなく取れました。案ずるよりもなんちゃらです。
それより4つの固定ナットのうち上2個を外すのが大変でした。みなさん使われてるのは最近のギア数が多いラチェットでしょうから問題ないでしょうけどね。
3
エンジンルーム側では、すんなりと取り外せるよう周辺の部品は撤去したりずらしたりする必要があります。うちの3型ラパンには赤〇の負圧センサーなんて付いてないわけで、こいつがまた邪魔でしょうがないという。
ここまで納めたら室内に戻り、ブレーキのプッシュロッドとマスターバックのジョイントが正しい位置に収まってるか確認、ピンで留めてから次の作業に移ります。マスターバックを車体に固定したら後で位置を直すことはできないので再度バラして車体に収めるところからやり直しになります。
外したブレーキラインのフレアを変形させないよう気を付けて作業します。
4
外した部品を元に戻し、抜いたマスターシリンダー内のフルードも元に戻しました。
この段階でブレーキを踏んでみるとマスターシリンダー内エアが抜けていないため、フカフカな踏み応えです。結局全輪のエア抜きをしました。昨日エア抜きしなかったリアから出るフルードはドス黒く、色が落ち着くまで600cc近く抜きました。おかしなブレーキの原因はこれだったかもしれません。フロントは前日のキャリパー交換時にエア抜きしたばかりなので、ブレーキライン内のフルードはきれいだろうと思い、キャリパー内フルードが抜ける3踏み分を廃棄し、その後キャリパーのニップルに繋いだホース出口をマスターシリンダーに直接刺し、継ぎ足しなしのエア抜きをしました。フロントガラス越しにエア抜きの状況が目視できるので、こだわりがない人にはお勧めです。
5
作業を終えてから次の車の修理が待ってたので試運転程度しか乗れませんでしたが、ブレーキが効き始めるまでの踏み込む量は確実に短くなったのは確認できました。もっと良くしたいとなれば、あとはマスターシリンダーストッパーの自作しかないような。時間と3.2mm鋼板なんて部材があるときに作ってみます。
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