以前からちょっと気になっていた「クライスラー・イプシロン」ですが、最近新色は出てこないかなと思っていたら、なんと
2014年で販売中止になっていました(涙)。
基本的にはFIAT500の車体でホイールベースを伸ばして5ドア化した車ですが、ドアハンドルの処理でクーペっぽく見えるスタイルで、斜め後ろからなどウインドーグラフィックがなかなか秀逸でした。走りはエンジンとミッションはFIAT500と一緒ですが、長めのホイールベースとサスのセッティングで落ち着いた乗り心地でした。
コンパクトな車体でも車内はそこそこ広くインテリアもお洒落で、セカンドカーの候補にもしていたのですが、残念です。
コンパクトな5ドア車でちょっとお洒落といったキャラクターがイマイチ販売に結び付かなかったようですが、最大の敗因は
ランチアなのにクライスラーで売り出した!事でしょう
FIAT500とバッティングするという懸念から、クライスラー/FIATグループなのでクライスラーブランドで出したのかもしれませんが、クライスラーの顧客にも以前からのランチアのファンからもそっぽを向かれた可能性があります。デビュー当時のメディアの紹介でも、「なぜクライスラーかと言うと…」といった説明が繰り返されていましたし、スタート時点で間違った感がありますね。
車としては良いので超お買い得の新古車をゲットするという手もありますが、今後のメンテナンスもあまり期待できませんし、悲しい末路をたどる気がします。
次世代のイプシロンが再デビューするようでしたら、今度こそきちんとイタリアブランドで来て欲しいですね。
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くるま | 日記
Posted at
2015/05/27 13:02:48