【前編】フロントハブとハブベアリングだけ交換

2024年5月
工具の貸し出しは終了しました、今後再開もございません。
----------------------------------

2020.8.26作業

先日、12万キロ走行してガタが出ていたリヤハブベアリングを交換しました。

いいタイミングなのでフロントハブベアリングも交換しておこうと部品見積もりをしたら純正部品はナックルにハブベアリングが組まれた物しか供給されないそうで、要はナックルの分値段が高くなります。。。

「ベアリングだけ交換出来たら安上がりなのに」
なんて思っていたら、フロントハブベアリング単体の交換実績があるショップがあると知りました。

ならばと夜な夜なネットでつたない英単語を並べて調べ、フロントハブベアリング単体のOEM品（たぶん）とこの作業専用SSTの存在にたどり着き、海外からそれぞれを手配入手しました。

こちらフロントハブベアリング単体。
部品番号 MN102067
スマートForFourと共通らしいです。

そして専用SST。
LASERというメーカーの型番5823という物。
Amazon.comで注文、10日前後で届いたと思います（定かでない）。
部品がスマートForFourと共通なら、もしかしたらメルセデスのDに同じ様な工具が配布されているかもしれません。
買っちゃったんで後の祭りですｗ

工程は抜いて入れるだけなので、プレスでも交換は可能かもしれません。

ただ、ハブを押して圧入してはダメと言わんばかりの図を見てしまったので、ちゃんとSSTを使って交換しますす。

SSTをハブに組付けたところ。

作業は車上でブレーキ、ドライブシャフト、ABSセンサーをハブナックルから外した状態で行います。

センターのボルトを締めこみ、内側からベアリングを外へ押し出してハブベアリングを抜きます。

ナックル内側。

外側のボルトとつながっている長い？ナットを回り止めして締付けて金色の部分でベアリングを押しています。

抜けている途中。

ベアリングが見えます。
スナップリングでの抜け留めが無い代わりにベアリング右に見えるクリップの爪がナックル側の溝に引っ掛かり抜け留めになっています。

ベアリングが抜けたナックルを外側から。

手前に見える溝に先述のクリップの爪が引っ掛かります。
外す際に爪は破壊しながら抜けるので、爪の残骸が溝に残っています。
組付け準備で残骸を取り除き溝を清掃します。

新旧ハブベアリング。

外した物を単体で回してもゴリゴリかんやガタはありませんでした。

※後編につづく
https://minkara.carview.co.jp/userid/389636/car/2760912/6215083/note.aspx