
ーーー変わったーーー
音が、そして雰囲気が。
サーキットを駆けるはTMデモカーただ一台。
今、僕は田中ミノル氏が操るデモカーの助手席にいる。
ただただ、その走りは衝撃的だった…
===ド ラ テ ク ラ イ ブ===
episode 2
~YouはShock!!!~
TRUSTデモカーとはまた違う乗り味。TRUSTがしなやかなら、こちらはフラット。
凹凸が殆どない路面だが、ブレーキやコーナリング、アクセルon/offで
荷重が移動するときに「グッ」とバネが縮むのが分かる。
ハイパコと、リリース予定のダンパーの性能を垣間見た。
自分のブレーキポイントより、さらに奥でブレーキング。
そしてコーナリング開始。明らかに進入スピードが速いのに、まるで出来の悪いレースゲームのように曲がる。 田中氏の”腕”もあるだろう。
しかしながら、ロールも、ダンパーの伸縮も、自分の感覚とぴったり合致した。
デモカーは第一コーナーを駆け抜けていく。
第二コーナー。
自分のは右後輪がなんだか踏ん張らないでズルッといってしまうのだが、
足回りの完成度+キャンバー+トーションビーム効果か、
吸い付くように、しかしギュンと曲がる。
最終コーナー手前までの全開区間、ノーマル特有の中~高回転の谷というか、モッサリ感がない。
ECUも影響しているだろうが、新作のカムの効果で、「正比例」にしているそうだ。
サクラム管が奏でる、大型バイクのような、”コォォオオオン”というサウンドが、
タイヤの鳴く音が。すべてが僕を異次元に連れて行った・・・
スイフトは、ここまでポテンシャルがあるのか
茫然自失、夢うつつのまま、お礼を言って降りる。
入れ替わりでりゅうくん@ さんの番だ。
~遡る事 2時間前~
青ZCさんとりゅうくん@ さん もりすい さんと
コントロールセンターの休憩所で相席で弁当タイム。
富士スピードウェイ弁当、と表現すれば格好いいが、
格好いいのは外観だけで、中身は冷え切ったお弁当。
ここから、僕の悪夢は始まっていたのかもしれない…
~省ry~
こんばんわ。
第3夜の放送です。ありがとうございます。
自分の中でバトル(?)中のシーンを小説っぽく書くか
迷いましたが、今回は試乗記を雑誌のコラム風に仕立ててみました。
さて、午後の悪夢その壱・・・
箸が折れたwww
牽制にもなってないジャブですが、本題は悪夢その弐で。
折れた箸で食事をしてたら、大井さんがコントロールセンターへ来た。
なにか話をしたかったけど、テンパってなにも思いつかなかったorz
さて、とうとうフリー走行の時間がやってまいりました。
◆一本目 Bグループ中盤あたり、もりすい さん 青ZCさん じろー号の並びで(多分)
初めの3周は追い越し禁止なので、つかず離れず、ラインを意識して出せる力の80%で走る。
タイムは 36.712秒 恐らく、遅い部類でしょう・・・結構譲ってたのもあって(言い訳)
一本目は一歩青ZCさんに及びませんでした・・・
走り終えて、空気圧を確認したところ
右後輪が0.9kg/c㎡!?!?!?!?!?!?!?!
パンク!?・・・ではないようだ。
じろー「すいませーん。エアーコンプレッサーありませんか~?」
スタッフ「いやー、ないんですよ。車載工具のやつあれば、それ使ってください」
・・・車 載 工 具・・・だと・・・?
結論、初めて使いましたw
とりあえず、2.0kg/c㎡まで空気入れて、様子見しつつ二本目へ。
◆二本目 Bグループ中盤あたり。青ZCさん じろー号の並びは変わらず。
空気圧がスカスカで何も起きなくてよかった!これで勝つる!!!!
と意気込み、出せる力の90%まで出してみる。
何度か目立つ操作ミスなどがありつつでしたが、帰還~♪
タイムは 35.856秒 たぶん、平均くらい?まだ遅いかな(^^;今回も譲ってたから(ry
青ZCさんよりコンマ1秒位早かったような?
まぁSCの弊害、油温がネックになっている青ZC号は後半になるにつれ
ペースダウンを余儀なくされますので・・・
さてさて、空気圧は・・・1.4kg/c㎡!!!!!!!?????
時に落ち着け、俺。KOOLになるんだ・・・Kiss Only One Loveだ。
そんなんいねぇし(;∀;)
パンクではない、ではロックか?ロックといえばウィスキー、アレは悪酔いするんだよなぁ。
そういや忘年会何個入ってたっけ?新年会の企画もしなきゃなぁ・・・
と御殿場の空気以上に寒い脳内連想ゲームの後、目と耳と手でもう一度確認。
地べたに這い蹲って、バルブまで近づく。
スーーーーッ
と微かな音が聞こえる。
ー犯人はお前だ!!!!
~CM~
ー犯人はお前だ!!!!
バルブ「バレちゃった・・・僕は動けないからね。好きにしたら。」
ザパーン!・・・
ーなんでこんなことを・・・
バルブ「空気圧ばかり気にして、僕のことを見なかったじゃないか」
ー・・・!
バルブ「やっと気付いたんだね。空気を全部抜かなかったのは、ただの気まぐれだよ」
ーバルブっ・・・!気付けなくてすまなかった・・・!俺は・・・お前のことを・・・
ザザーン・・・
糸冬
↑なにこの3文芝居
ということで、匠が一人、高橋氏にバルブを締めて貰い、 (贅沢!)
3本目に突入~♪
今日の集大成を出すべく、100%中の100%ォォォォオ!の気概。
確か青ZCさんより先行でコースイン。(確か)
グリーンベルトに乗るわ、タイヤは鳴くわ、レブに当てるわ、
出せる限界まで出した気分ですが、同時に相棒も酷使されて申し訳なく思う。
タイムは、今回は譲ったりしなかったので、今日一番の 35.362秒
んー平均の域は脱してないか・・・
NEOVAだのRE-11だのR1Rだの、ビギナーらしからぬハイグリップラジアルを履けば
自分だって・・・(言い訳その2)
青ZC号は、大事をとってセーブした走りをしていましたので、
3本目は勝敗つかずです。
3本勝負の結果は1勝1敗。まぁ勝ち負けなんて瑣末な問題です。
イベントは楽しんだ者勝ちです♪
その意味で、全員が楽しんで、自分の車で帰れた=全員勝者ですね(*^ω^)
最後に、田中ミノル氏のドラテク講義や、今日いらしてたゲストやスタッフ、匠の紹介は
それはもうコントのように面白く、そしてタメになった時間でした。
解散する頃には、真っ暗となり、朝と同様、寒い寒い言いながらも、
「今後ともよろしく」「みん友になってください」「次に会うときが、お前の命日だ」
などと交流がありつつ、私と青ZCさんは、帰路に着くのでした。
□□□□予告□□□□
episode EX
あとがき&おまけ?
「なん・・・だと・・・?なぜ”アイツ”が・・・!?」←ご要望に応えて復活w
ストーリー的には短いですが、また小説風に盛り上げたいと思います。
「マジで早く終われよ・・・寝られないだろうが!」という方がいらっしゃらなければ、
Episode EX、明日夜放送予定です。
それでは♪ノシ
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スイスポ | 日記
Posted at
2009/12/22 22:42:13