ビルの谷間にて

昨日は、新宿三丁目でタイでいつもお世話になってるダイビングサービスのチャリティイベントがあり参加してきました。

このサービス、タイのプーケットの北方にある”カオラック”という場所にある日本人経営で日本人/欧米人/タイ人が働いているショップですが、2004年のインドシナ大地震/大津波で甚大な被害を受けた場所です。

あの当時繰り返し流された津波がリゾートを襲う映像のいくつかは”カオラック”で撮影されたものだそうです。ショップのスタッフも被災ししばらくは皆さん異国で避難所生活だったそうです。

また、スタッフの一人は岩手の花巻でもダイビングショップを経営していて、冬場はタイで、夏～秋は地元岩手で働いている人もいました。この人は地震直後にショップを上げて手配した帰国便で帰国しそのまま岩手に行き、家族の無事を確認した後そのまま岩手沿岸部での支援活動を続けています。

今回のチャリティイベントはタイのお店のスタッフと常連さん達で企画され運営されたものでした。
ワタスもまだ常連といえるようなものではありませんが、少しでも被災された方の助けになればと参加してきました。

現地からの報道には載らない現状や、支援活動に賛同した人達が送った荷物を中々公的支援物資が行き渡らない沿岸部の被災者に毎日毎日配送する岩手のスタッフの生の声を聞き考えさせられました。

そして、カオラックのオーナー（このイベントのために3泊4日で帰国しました）からの皆様へのお願い。

”今は震災直後なので世間が注目して義援金や支援物資が集まってくる。でも、被災地の人がある程度普通の暮らしに戻るには何年もかかる。支援て、計画的に継続させないと支援にならんのや。お願いだから今後も支援の輪をくずさんようにしていきましょう”

自ら、被災され、数年かけてお店を建て直した人からの言葉はズシっと重かったです。




てな訳で、感動しつつ、自分自身がこれからどう支援していけばいいんだろうとか考えつつ、お店を後にしたもので、酔いもあったし普段使わない脳みそがフル回転していたからか、またもや道に迷ってしまったのです。(；´Д`A ```



まあ、結局新宿駅にはついたのですが、どうやら南口（現在工事中）を通りすぎて西口側まで一旦出てしまいました。

んで、行きがけの駄賃だとばかり、半分レロレロな頭で夜撮を。。。。　手持ちなので感度を上げて撮ってのでノイズ多いです。ブレもなぁ。。。



いくら節電だとはいえ、このビル郡を維持する電力ってすごい量なんだろうなぁと思い少し複雑な気分になりました。