ヴィヴィオの豪華グレード・es。
投稿日 : 2010年11月30日
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ヴィヴィオの豪華グレードはS/C付のGXだと思われがちだが、実は意外にもNA車に存在していた。
今回紹介するesというグレードは、内装などのフル装備仕様であり、ほんの少しだがGXを凌駕する。
外見上、パッと見ではemやelとの違いはマフラーカッター位しか無いのだが、ガラスを良く見ると更なる違いが見えてくる。
当時、良く高級車に採用されていたブロンズガラスなのである。
このブロンズガラスを採用していたのはA~B型のesと、限定車だったRX-R・S1のみだったから、意外と稀少かもしれない?
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内装がグレー基準なのは、A~C型におけるNAヴィヴィオに共通するモノだが、チルトステアを装備していたのはNAではesのみ。
タコメーターや防眩ルームミラーはesの他、同じく3ドアのNA最上級グレードであったexも採用しており、時計に至ってはem(A~B型)も採用していた。
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esではシートやドアトリムアクセントも地味なグレーだが、フロントシートがハイサポートタイプであった他、B・Cピラーにピラートリムを持つフルトリムインテリアだったのが特徴。
集中ドアロックもexとesは標準装備していた。
リアシートにもヘッドレストが与えられ、分割可倒式シートであった他、ラゲッジカーペットには塩化ビニール製ではなく、インテリアカーペットと同じくニードルフェルト生地のモノを採用している。
ちなみにGXでは分割可倒式シート、集中ドアロックは採用していなかった。
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シートリフターは、NAでは基本的にesのみ採用していたが、emの3ドアにオプションだったガラスサンルーフを装備すると、こちらもシートリフターが追加されていた。
この機構はA型のみで消滅してしまったのが残念だ。
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後席灰皿はA~B型のesとGX(5ドア)のみの装備品で、フロアコンソール後端のポケット部にピッタリ収まる形状をしていた。
C型から廃止された。
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こちらはD型のes。
esはD型で最終だったのだが、この頃になると激しくコストダウンが目立つ。
当時、誇らしげだったブロンズガラスも、C型からは他のグレードと同じくブルーガラスへ…そしてD型でグリーンガラスへと移り変わっていた。
マフラーカッターも無くなっていたのもあり、他のNAグレードとの外見上の相違点は全く無い。
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D型からはA~C型でグレーだったNAの内装色が、S/Cと同様の黒になっている。
タコメーターはC型から廃止された。
当初、exのみ標準装備だったエアバッグは、D型からesでも標準装備となっている。
時計とチルトステアがあるのが救いだった。
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シートやドアトリムアクセントの色はA~D型にかけて共通な趣だが、B型からBピラートリムとシートリフターが廃止されドアポケットが追加されている。
C型からは先で書いたが、後席灰皿の廃止、そしてラゲッジカーペットも塩化ビニール製へと変更されていた。
当初、ラゲッジシェルフやリアの3点式シートベルトはNAではesやexのみの装備品だったが、この頃になるとバン以外はNA全車装備品となっていた事を考えると、既にプレミアム性は乏しくなっていると言えよう。
豪華仕様をコストダウンするなよ…スバル(。-∀-)
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