わずかな可能性に掛けてみる

病理検査の結果からシェリの病名は扁平上皮癌だとわかりました。リンパからも細胞が見つかり、残念ですが既にリンパへの転移が疑われます。完治が期待できる抗がん剤もなく、放射線治療による反応もあまりないそうです。
現在の耳の症状が軽減するために手術するのは効果が期待出来るが、再発・転移を予防できるものではないそうです。
それでもわずかな可能性に掛けて手術をすることにします。
どれだけ延命できるかわかりませんが犬の一年は人の四年、もうすぐ12歳、少しでも長生きさせてあげたいと思っています。全身麻酔に耐えられるのも限度があるし、再発したら諦めて緩和ケアに、そうならない事を願っています。

来年の誕生日も元気でいてくれよな。