左リアフェンダー(裏)の錆処理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
裏から始まった錆が表まで来て、塗装が膨らみ始めた件、表からの見た目は良くなりましたが、裏は何もやってもらってない模様。
タイヤ取って見てみると、前にも確認してましたが、爪折りした時のコーキングがボコボコ浮いてて、触るとペラペラ。
結構腐ってまして、マイナスドライバーで、表面のものをこそぎ落として、さらにリュータで削っていくと、結構な大穴が空きました。
2
本格的に処理することにしました。
まずは、リューターで、できるだけ錆を落としていきます。
そして、できるだけ地金を出していきます。
それは、亜鉛塗料を塗るためです。
亜鉛塗料は、鉄と直接接していないと効果を発揮しません。
要はトタンにするわけです。
アルコールできれいにして、養生テープでマスキングして、塗料を吹きました。
3
使ったのはこれ。
ローバルの一番亜鉛が濃いやつで、乾くと96%の亜鉛膜となります。
23℃において、30分で乾くそうで、少し気温が低めだったので、40分で二回目の塗り、その後、1時間乾かしました。
4
乾いた状態。
亜鉛塗料は、むき出しでも効果を発揮しますが、いかんせん、フェンダーの裏から大穴が開いてる状態。
水や凍結防止剤が穴から入ると本末転倒ですので、塞ぎます。
車の鋼板って、亜鉛メッキしてあるんですよね。
当然その上から塗装などしてあるわけで、亜鉛むき出しじゃないと効果を発揮しないというわけではありません。
5
ホルツの、2液性のファイバー入りパテを調達しました。
ファイバー入りだと、縮まなくて長持ちするそうです。
先日表側をプロにやってもらった時に教えてもらったマメ知識。
このパテ、15分で固まるらしいですが、気温低めなので、1時間置きました。
手袋推奨です。
手に付くと、溶剤で落ちますが、エポキシ系の臭いニオイが長く残ります。
6
パテ塗って、乾く前の状態。
乾いても見た目変わりません。
表の場合は、ここから削って慣らす作業が入りますが、裏面なので、このまま。
これで、サビ止め二層目。
7
パテが固まったの確認して、最後に三層目のサビ止めとして、サビ止め塗料を塗りました。
さんざん探し回って、最初は水性塗料がいいなと思い、そしたら頻繁に濡れるとこには非推奨とか書いてあったので、ホムセンをハシゴして、結局油性にすることにして、これになりました。
もっと安くて的確なのがありましたが、ホムセンをどんどん移動して行って遠くなってしまったので、結局これって感じ。
ニッペのやつです。
8
で、予め、アルコールや塗れ雑巾で、塗るとこを綺麗にして、筆で塗ました。
筆は、水性なら水洗いで再利用できたでしょうが、油性はシンナーで洗わないといけないので、使い捨てのつもりで100均で調達しました。
ホムセンの300円超の筆なんて使ってられない。
結構垂れまくりました。
非ニュートン系オイルのように、とても糸を引いていつまでも垂れるので、苦労しました。
手袋推奨。手が汚れまくります。
長袖も捲っておいた方がいいです。
作業場の床面も、新聞紙とか敷いた方がいいですね。
塗装屋さん、作業着がペンキだらけですが、理由がよくわかりました。
純正のコーキングが及んでいない領域、エボの錆の泣き所である、給油口の裏も、しっかり塗っておきました。
タイヤが拾った石で、結構、ワコーズの塩害防止塗料は、剥げてました。
温かいと1時間で乾燥。寒いと3時間だそうです。
今晩、一晩放っておきます。
で、一度フェンダーが腐ってしまうと、もう、定期的に直していくしかないですが、いつまで保ちますかね?
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