海賊王に、おれはなる!!

昨日の話ですけど。
映画『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム　STRONG WORLD』を観てきました。

前回あまりにもネタバレが過ぎたので、公開間もないコトもありますし今回は大人しめに書きます(^_^;)

今回初めて、原作の尾田栄一郎氏が製作総指揮をしたというので、原作マンガの熱烈大ファン(あ、ちなみにデビュウ当時・赤マルジャンプの読み切りの頃からファンでした)である私はもの凄く楽しみにしてました。
面白かったです。普通に。
不満そうな書き方なのは、モノ足りなかったから。

私の『ONE PIECE』観というのは、絶妙な伏線の回収や、荒唐無稽なデタラメさや細かいギャグの中にも、ビシッと筋が一本通った男気とか、つまらないしがらみなんかをブッ壊して自分が正しいと思ったコトに突き進むカッコよさとかカタルシスに感動するところにあるんですね。

つまるところ、漢(おとこ)泣きしたかったのに、出来なかったのが不満ということ(^o^)

劇場版『ONE PIECE』って、私初めて観たんですけど、２時間弱という尺でアレコレ詰め込むのは無理があったのかな？　これくらいのエピソードなら、ＴＶシリーズみたいに時間をかけてじっくり描写すればよかったのかも。各キャラクターの描き方が希薄なのも、そのせいなんだろな多分。

でも劇場版ならではの、綺麗な映像と迫力の音響、音楽はよかったです。
あと、ナミとロビンの恰好がカワイ過ぎ。狙ってるのか？そうなんだな？て感じ(^o^)

もちろん数量限定の入場者配布の「ONE PIECE　0巻」につられて、普通封切直後なんて早い時期に観に行かない私がノコノコ出かけたんですけど、この内容がちょっと前に「週刊ジャンプ」で読み切りで掲載されたモノだったので、軽くガッカリ。
また、やっぱりこの限定配布効果なんだろうけど、普段映画なんて観にこないような人たち(偏見)とか子供が多くて(まぁ、そりゃあ一応子供向けのアニメですから)ウンザリ…。
スクリーンの前、頭も下げないで何回ウロチョロしてんだよ!!とか、そんなの多かったです。
やっぱり話題作と言えど、ちょっと時期をずらして少ない観客の中、静かに観るのが一番だなぁ。


次は『ヤマト』かなぁ。『カールじいさんの空飛ぶ家』『アバター』も気になるところ。