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2022年09月18日

日本の名車Collection

日本の名車Collection デアゴティーニより発刊、日本の名車Collection創刊号を買いました(デアゴスティーニHP→)。
発売前から、みんカラでも各ニュースサイトでもCM欄にしつこいくらいの絨毯爆撃宣伝に、ちょっと辟易していたんですが、創刊号がトヨタ・2000GTなら買わざるをえまい!というコトで。
でも、あれ?こんなシリーズ、アシェットでもあったんじゃあ?(過去ログ→)と思ってたら、今回のデアゴスティーニの方は1/64で¥1,990(創刊号だけ¥790)、以前から発刊しているアシェットの方は1/43で¥3,999。いやまぁ、スケールが違ってその分お値段も変わってきますけれど、方向性は一緒じゃない?っていうね(^_^;) 双方のHP見ると、案の定ラインナップもドン被り…。デアゴスティーニとアシェットって、これまでも似たようなシリーズがあったけど、発売時期まで一緒ってなかったんじゃないでしょうか?
まぁ、そういうコトもあって、今回デアゴスティーニの1/64トヨタ・2000GTとアシェットの1/43トヨタ・2000GTを比べてみましょうか、という感じに。
まずは今回の主役、アシェットから。

デアゴスティーニ同様、飾っておくのに最適なアクリルケースに収納されていますが、アシェットの方はアクリルケースのさらに上に紙の帯(じゃないけど、なんていうんだろ、コレ)が巻かれてます。

ミニカーが固定されている台座には、メーカー名、車体名、型式番号、年式が印刷されていて、ちょっと凝った造り。

オサーンが買った個体は、助手席側のフェンダーミラーが取れててショボン(T_T)
折れたというワケではなくて、外れたって感じなので、後で接着して修理しよう。

写真は今回もスマートフォンで撮っていますが、車体の前後でピントが合っていなくてスイマセンm(_ _)m

次に、デアゴスティーニの2000GTより以前に発売されたアシェットのヤツを見てみましょう。

台座に、メーカー名、車体名、型式番号、年式が印刷されているのは同じですが、それらが金色のプレートに印刷されているところがちょっと高級感を感じますね。




デアゴスティーニの方が精密感があるのは、スケールも価格も違うので仕方ないですが、面白いのは若干ですがプロポーションも違うところです(色味はかなり違いますが)。二つを並べてみると…

背景紙を黒にすればよかったかな…。
写真がショボイので、ちょっと違うというニュアンスが伝わらないかもしれないなぁ。

以前模型誌でこんな記事がありました。マツダ・RX-7(FD)が発売された当時。プラモデルメーカーの、タミヤとアオシマ、フジミからほぼ同時にRX-7のプラモデルが発売されました。その各メーカーのプラモデル3つを並べて比べてみたところ、どれも他のモノと少しづつ違っていて、全く同じ形ではなかったというコトでした。
もちろん、どのメーカーも実車を綿密な取材して精密な計測していて、当然のことながら、どのプラモデルもRX-7そのものなのですが、各メーカーなりの「味」というのか出ているとのコトでした。不思議なコトに、各メーカーの設計担当者が口を揃えて言うのが、実車をそのままスケールダウンしても、「なんか違う」「なんか似てない」という風になるんだそうな。だから、実車をスケールダウンしたモノに、最終的に設計担当者がする「味付け」が似せる作業なんだとか。
3Dスキャンが当たり前になってる現代のプラモデル設計の現場は、その頃と変わっているのかもしれませんけれども。

ま、そんな雑学はどうでも、飾るスペースとお財布事情、ディテールへのコダワリなどなど考慮してどちらか好きなシリーズを選べばいいんでしょうね。
あ、大きさの目安としては、こんな感じ。

恒例¥500玉との比較(^o^)
デアゴティーニのヤツはだいぶ小さいです。


それにしても…
2000GTはホンット美しいですね!!










とまぁ、普通ならここまでで終了でしょうが、よしつきブログはマニアックですから、ここから先は、まぁおヒマな人、マニアックな人だけ読んでください。

デアゴティーニのHPやネットCMでも、「精巧」「ハイクオリティ」、さらには「どちらがミニカーかわかりますか?」な~んて宣伝文句を謳っていますが…。
メッキパーツやクリアパーツを使い、どれだけ細かいパーツでデコレートしても、ミニカーの出来不出来には一発で台無しな部分があります。
それは、パネルライン。
クルマには、ドアやトランク、ハッチバック、ボンネットなど外装部で開く部分が多数あります。その他、フェンダー、ルーフなどいくつものパネルをつなぎ合わせてエクステリアが構成されてます。そのパネルの隙間を、ここでは勝手にパネルラインと呼びます(本当はなんというのか、正確なところは判りませんが)。

オサーンの相棒なら、赤枠で囲われている部分。

実車では、例えばこの隙間を10mmだとすれば、1/43のミニカーであれば約0.23mm、1/64のミニカーであれば約0.15mmというコトになるワケで(余談だけど、ガンプラだと本物のMSのパネルラインが10mmの隙間だとすると、1/144では約0.069mm。彫りの太さを考えずに、ただやみくもにスジボリを入れればリアルというワケではないというコトが判る)。それをふまえて、デアゴティーニの1/64の2000GTを見てみると…

ドア、フェンダーの点検用パネルの隙間…気になっちゃうんですよねぇ。他がどれだけ精巧に出来ていても、この残念なパネルラインで一気に萎えてしまうんですよ。
「そりゃあ仕方ねーだろ」と言われるかもしれませんが、同じ1/64のトミカリミテッドヴィンテージ トヨタ・スポーツ800(過去ログ→)と比べてみると…

パネルラインのシャープさという点で、かなり違うのが判ると思います。
まぁ、トミカリミテッドヴィンテージが安くても¥3,000くらいからという価格帯ですし、デアゴスティーニはあくまでミニカーメーカーとして商品を提供してるワケじゃありませんから、「やっぱり仕方ねーじゃねーか」と言われちゃうかもですけれど、でもやっぱり「精巧」を謳うのであれば、こういうところも頑張って欲しいなぁと思うマニアックなオサーンなのです(^ロ^)
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Posted at 2022/09/19 02:10:29

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