アクスルシャフトベアリング交換

さすがにこの作業は庭先では出来ないよね。
というわけで設備のある所での作業開始！
長らく眠りについていた本来の後期シャフト。
まずは分解前

下の太いのがベアリング。
その上の細めなのがリテーナー。
このリテーナーとオイルシールでデフオイルが外側に漏れてこないようにしてる構造ね

この状態でリテーナーを削っていきます

リテーナーを削って薄くなってきたらタガネでガツンと一発。
するとリテーナーが外れてきます

外れたベアリングセット

このアウターリテーナーは紙ガスケットに当たる部分なので、ベアリング挿入前に入れておかないともう一回脱着になるので要注意！

シャフトをある程度綺麗にしたら新品のベアリングを圧入
プレス中は絶対に顔を近づけてはダメです（近くで見たくなるんだけどね）

最後にインナーリテーナー（※向きあり　丸みを帯びてる方がデフ側）を圧入して完成！！

リテーナーは圧入前に相当温めてからでないとプレスでも多分入らない…
修理書上は150℃との事だけど面倒なのでバーナーで適当に炙ってみました。

よーし！やっとここまできた！！
あとはホーシング側のシャフトオイルシールの交換と液体ガスケットの掃除をすればいよいよ組み付けです。

今晩にでもオイルシールだけ外そうかな