パフォーマンスボックスの新ファームウェアにアップデート

知り合いから今回のパフォーマンスボックス(以下パフォ箱)の新ファームウェアのv 3.0.16は便利だぞという事を聞き、私もアップデートしてみました。

新ファームウェアの変更点は後で説明しますが、その中でも今まで違うサーキットに行くたびに入れ替えていたスプリットファイルをSDカードに複数入れて選択できるようになった点はVERY GOOD!

パフォ箱をパソコンに接続する方法からファームウェアのアップデート完了までの手順を以下の作業手帳にアップしました。

パソコンにパフォーマンスボックスを認識させる
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/car/488014/1489717/note.aspx

パフォーマンスボックスのファームウェアをアップデート
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/car/488014/1489726/note.aspx

今回のバージョンアップの変更点は、

new features:

Predictive Lap Timing
Multiple start/finish line selection
Automatic logging from Micro Input Module irrespective of current mode
Lap timing telemetry output
Streamlining of menu system
'Low Sats' warning message issue resolved

http://www.performancebox.co.uk/dlfirmware.html

・予測ラップモードが増えた
・スタート/フィニッシュのスプリットファイルを複数使えるようになった
・どのモードでもマイクロインプットモジュールからの信号を自動でロギング開始するようにした
・ラップタイムの測定設定を出力できるようになった
・メニュー画面をリニューアルした
・GPS捕捉検索中の警告メッセージに「Low Sats」を採用した(？)

多分こんな感じの意味なんだろうと思う。その中でも、複数のスタート/フィニッシュのスプリットファイルを選択できるようになったと言う変更点はとても嬉しい。今までは行くサーキットを変えるごとにSDカードのDBOX.DSFを入れ替えないといけなくて、DBOX.DSFのファイル名のリネームすらNGでしたので、この機能の為だけにファームウェアのアップデートはありだと思います。

ただ、作業手帳にも書きましたが、今バージョンのファームウェア(v 3.0.16)にはSDカードの相性問題が発生するので気をつけてください。

v 3.0.16で増えたPredictive Lap Timingの予測モードは、このモードで登録したReferenceLap(基準ラップ)に比べてカレントラップがどのぐらい遅いか表示してくれるみたいです。ベストラップを更新するとReferenceLapとして上書きされるようです。また使ったことありませんが、動作はこんな感じみたい(パフォ箱ではなくVideo VBOXでの画面ですが)。



http://www.youtube.com/watch?v=neOtI9DordA

確かTRAQMATEにも同じような機能があったような。
http://store.traqmate.com/

詳しい使い方はこの説明書(英語版)のP.24を参照ですが、現在Predictive Lap Timing Modeの解説がある取説は英語版しかなく、英語苦手な私にはよくわかりません(汗
http://www.performancebox.co.uk/Download/RLPB_Manual-English.pdf

マイクロインプットモジュールですが、パフォ箱で使うにはパフォ箱そのもの自体が対応している必要があり、代理店のenable APG(アネブル エーピージー)にパフォ箱のシリアルナンバーを記載してメールを送れば教えてくれるとの事。非対応のパフォ箱だった場合は、アネブルAPGにパフォ箱を送るのが必須となります。
http://www.enable-apg.jp/

タイムスタンプのズレの件は、今回のファームウェアでも修正されなかったのは残念。

※ファームウェアのアップデートに失敗するとパフォ箱が動作しなくなる恐れもありますので、十分に気をつけて行ってください。失敗して動かなくなったと言われても私は一斉責任を負わないのでご了承下さい。