2017年10月11日、16日に取り付け。
終わるつもりが一向に終わらないオーリスの音作り(苦笑)
フロント周りはエレコムのワンコインRCAケーブル、パワードSW周りは各所モガミの2534マイクケーブルをRCAケーブルとして使ってきました。
必要だからこそ値段に関係のないRCAケーブルの選択だったのですが(もちろん必要であっても高額なものは買えません)、植物の栄養学で習うリービッヒの最小律よろしく他のパートが成長してきたのでそろそろこちらもということでステップアップとなりました。
本来なら\2,500/mのこんな高額なケーブルは買えませんが、ちょうどRCAケーブルを探し始めたときに運良く出物がアップガレージにて中古品が叩き売られていました(ラッキー♪)
1.4mペアと1.8mペアのものです。
それぞれ1,990円と1,980円にて購入。
購入当初、1組はPHASSのRCAプラグとシャークワイヤーのコレットチャック式という脱落防止機能付きのRCAプラグが付いていて、もう1組はどちらもシャークワイヤーのコレットチャック式RCAプラグが付いていました。
どちらも現行品のプラグではありませんので値段はわかりませんが高価そうなプラグです。。。
さっそく深夜小雨が降る中、フロント側、SW側ともに交換してみました。
装着直後はちょっと音が安定しないのでエージングがてら聴いていましたが、以前に比べて聞こえ方が変わったところもありますが、どうもパッとしません。。。いいっちゃいいけど、そんなに変わらない。。。
エレコムのケーブルのほうがちょっとキラキラしてたかなぁ~程度。
奥さんにも聴いてもらいましたが、奥さんの感想もイマイチで替えたことがわからないと。。。
う~ん。。。
PHASS製品に詳しい方に相談しましたが、もしや偽造品ちゃう??という話題も一時あがりましたがそうでもない様子。。。
このケーブルは遙か昔BMW時代にも使ったことがありましたが、当時とはケーブルの色が異なります。
当時は濃い紺色っぽい色でしたが今持っているものはつや消しのちょっとクリームっぽい感じ。
話によると赤色も含めて時代・ロットによって3色あったそうです。
また特徴的なのはケーブル被膜の感触でザラザラしているのがモノホン。ツヤツヤは残念賞とのこと。
うちのものはザラザラしており一安心。
一旦RCAプラグを見直すことにしてPHASSのRCAプラグは引き続き使用してシャークワイヤーのコレットチャック式を交換することに。
たまたま自宅の倉庫に以前使っていたRCAケーブルから外した格安RCAプラグが4つあったのでそれを再利用。
まだ2つ足りないので同じものを1個200円で追加で購入。
ハンダは以前みん友さんにもらったごく普通のハンダを使いました。銀が入っているかどうかも不明なPbフリーなものです。
まず先に完成したSW用の1.8mペアで検証。
ゴニョゴニョ小細工でケーブルに方向性を持たせているので取り付け向きを変更しながら確認。
音は向きで確実に違いました。
で、こちらがいいかもという向きを決めて奥さんにジャッジを委ねます。
奥さん、上機嫌(^。^)
ピアノの聞こえ方が今まで以上に良いと。
今井美樹のユーミンカバー曲CDを聴いてもらいましたが、今井美樹が歌っていることすら理解していないほどにピアノの鳴り方に集中できたようで、感想を聞いたときには誰が歌っていたかすらわからなかったくらいでした(@_@)
ピアノの音が雰囲気をまとった塊のような音になったとお褒めの言葉を頂きました。
ヨシ!と思ったところでもう一手間。
PHASSのSI-1は他のRCAケーブルと明らかに違う部分が1つあります。
RとLの間に公式サイトでは「リモートワイヤー」と書かれているほっそいケーブルが並走しています。
なんでこんなノイズが乗りやすいところにリモート線??と昔は思っていましたが、実はこのどーでもよさげな細いケーブルは別なことに使います。
ご存じな方は多大なる恩恵を授かっているのかもしれません。。。
他のモガミ2534を使っている部分にもPHASSのSI-1のような構造を模したまねごとをして作業を終えました。
深夜の作業だったので奥さんが好むBIGBANGのCDにこそっと入れ替えておきます。
翌朝、奥さんそのCDを聴きます。
感想を聴いてみると聴き始めて30秒で泣きそうなったそうです。なんでかはわからないと。。。
段々と感情訴求型ライブ音響に近づいて来たようです。
実は僕も作業終了直後の音出し開始10秒でなぜか泣きそうになりました。。。
そして最後にこのSW用のSI-1を使ってフロント側も検証。
どちらもプラグは同じ銘柄なので純粋に方向性を確認できます。
相変わらず向きで音の出方がガラリと変わってしまい笑えてきます。
低音が目線よりも上でしか鳴っていない不思議な空間でボーカルの余韻0な音響、片や音出し1秒でわかる安心できる音の構造でドシッとした低域が足から腰にかけて推移し、ゾクゾクワクワクした歌声と楽器の音色を耳に届けてくれる音響。
もちろん後者と向きを決めてフロント用のSI-1作製へ。
PHASSの高級そうなRCAプラグはアンプ側にしてみました。
さらにリモートワイヤーももちろん活用。
そして音出し。
開いた口が塞がらなくなり、笑うしかない音の世界に突入。
もうなんだかこれがオーリスの音なの?というくらいの変わりよう。。。
音の迫力が増し増しではなく別世界でした。
以前みん友さんで音の聞こえ方が球体の中心にリスナーがいるような感覚を目指していてそれを体現している方がおりましたが、そんな音響に似てきました。。。
昨年10月からカーオーディオの作業をシフトチェンジして1年になりました。
そうか、、、もう1年か。。。
現状の出音は「組み合わせの妙」で成り立っており、1つのユニットが突出していて個性を作っているわけではありません。
なのでなんとなく思うんです。
例えばこのPHASSのSI-1を現在せっせと音を作っているアルファの機材に使えばおんなじ効果が得られるのか。。。
たぶん得られないんじゃないかと思います。
この組み合わせだから「活きる居場所」がある。
なんとなくそう思うようになりました。
デッキ交換・追加、アンプ交換・追加、リアスピーカー追加、フロントTW移設、パワードSW追加、パッシブネットワーク再作製、スピーカーケーブル交換、RCAケーブル交換、パワーケーブル交換・追加、リレー追加、バッテリーターミナル交換、ヒューズ戻し、インナーバッフル交換、etc.
オーリスでこの1年間でやってきた作業です。
1つのことを除いてあらゆるものに手を入れてきました。
オーリス、今後久しぶりにまた少しフロントドアをいじりますが、それが終わったらいよいよ大漁旗を掲げるべくバッテリー交換に参ります、、、、というか参るために奥さんを説得します(笑)
他メーカーの湿式バッテリーに替えるつもりでしたが考えを大きく変え、、、ドライバッテリー、、、買いたいな。
狙うは、「奥さん号泣仕様」。
入手ルート | ネットショッピング(その他) ※アップガレージ |
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