自動診断警告灯点灯
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
<自動診断警告灯点灯>
自動診断警告灯が点くようになりました。
と言っても、最近の話ではなく、一年以上前のこと。
最初は点いたり点かなかったりを繰り返していましたが、今ではほぼ点くようになりました。
症状としては、
○エンジン始動後、5分位で発生
○水温上昇後、再始動すると点灯しない
つたない経験から推測すると、O2センサーのヒーター回路の故障かもしれません。
なお、O2センサーのヒューズが切れていないことは確認済みです。
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O2センサーは2014年2月に交換したので、4年半程使いましたが、壊れてしまったのでしょうか。
まずはヒーター回路の抵抗値を調べます。
<抵抗値の測定>
O2センサーのコネクターを外し、測定用の配線をヒーター回路の端子に差し込みます。
<抵抗値>
テスターで測定すると、4.4Ω。(規格:3~8Ω)
ヒーター回路は断線していませんね。
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温まると正しく電圧が出力されると考えると、ヒーターが関係している気がします。
なので、
○ヒーターが作動しているが、正しい電圧が出ない⇒O2センサーの故障
○ヒーターが作動していない→正しい電圧・電流が来ていない⇒上流側の故障
をイメージしました。
なんて考えながらも何もせず、今になってしまいました。(笑)
実はO2センサーを交換する前に、故障診断装置で確かめたくて仕方がありませんでした。
そこで、ついに重い腰を上げてショップに見て頂くことにしました。
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訪問したのはいつもブログを拝見し、勉強させて頂いているMaji Blueさん。
社長に故障診断装置をつないで頂き、確かめてもらいました。
306の世代だと故障の履歴は残らないようで、内容を確認するためには、故障中につなげる必要があるとのこと。
エンジンを再始動して、しばらく放置すると故障が発生。(ラッキー?)
<車両へ配線接続>
OBD2なんですかね、通信用のケーブルを車両につなげます。
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<故障診断装置>
そして、ノートPCでソフトを立ち上げます。
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<ソフト画面1>
通信するとこんな画面が出てくるようです。
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<ソフト画面2>
自動診断警告灯が点灯した状態で調べて頂いたところ、O2センサーの故障が出ていました。
読みは当たっていたことになります。
ただし、
○電圧の出力不良を表示しているのか
○ヒーター回路の故障を表示しているのか
は分かりませんでした。
以前、汎用のO2センサーに交換したことをお話したところ、汎用品は品質にバラつきがあるので、壊れているのではとのアドバイスを頂きました。
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さて、O2センサーを交換する前に、もう少し確かめてみようと思います。
今回の費用:0円
(材料・工具は持っているものを使用)
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