神々が宿る地を訪ねて②

ということで、今回の旅の相棒（車）をご紹介したところで、本題に入っていきたいと思います。

基本、我々夫婦が行くところは、お城、神社、寺、墓を中心とした文化財関係に温泉が中心となります。


で、高野山も九度山もあきらめた私が最初に選んだのは、根来寺でございます。

根来寺は、新義真言宗総本山の寺院で、最盛期には寺領72万石を数え、根来衆とよばれる僧兵1万余の一大軍事集団を擁したことと、僧衆による鉄砲隊が有名です。
あと、秀吉の雑賀攻め（紀州征伐）ですかね。
1547年にできた大塔は国宝で、木造では日本最大の多宝塔だそうです。




奥の院には、開基である 興教大師覚鑁の廟所があります。





まぁ、平日の昼間というのもありますが、だーれもいません。
思い返せば、中国の方とお会いしなかったのはここだけでしたね（笑）
御朱印を嫁さんがいただき、次の目的地、和歌山城へ。




さすがは、徳川御三家の一つ紀州藩紀州徳川家の居城。
もちろん再建ですが、立派なたたずまいです。

紀州徳川家とくれば、墓マイラーとしては、さっとスマホの地図で近くにあると確認していってみました。
そもそも事前確認してないのがダメなんですけど、またこれが不運につながります。



報恩時
紀伊徳川家祖徳川頼宣正室瑤林院が江戸で逝去され、頼宣が自ら瑤林院の霊柩を護って和歌山へ帰り埋葬されたとされ、以後歴代藩主正室の菩提寺となる。


つまり、藩主のお墓ではなかった！！！
で、またまたスマホで調べると、20キロほど離れたところにある長保寺がそうらしい。
拝観時間は17時まで。
時間はもう16時近く。
和歌山市近くの観光はすべて飛ばして、急ぎました！
つきました！
なんと！先の台風の影響で拝観中止中！！！
えーーーーーーーーーーーーーとなりました・・・




いくら大門や本堂、多宝塔が国宝ですと言われても、なんだかなぁ・・・残念！
ぷんぷんしながら歩いていると、参道にミカンが売られてます。
周りを見ると、ミカンの木だらけです。
しかも結構な数が入って200円。
そうだ！紀州派ミカンの産地で有名。
これがすごく甘くておいしい。
少し溜飲がさがりました・・・。


ということで、今夜のお宿に向かいます。
今回の宿泊地は、南紀白浜とれとれヴィレッジです。
ここはまるいドームハウスでできたリゾート型宿泊施設です。
詳しくは、検索してみてください。
非常に好印象でした。
スタッフの対応もよく、清潔で、食事も温泉もGoodでした。








ホテルや旅館というよりは、キャンプのようなイメージですかね。
お風呂は部屋にも素敵なものがありますが、施設内に何度も入浴できる温泉がありますし、食事もレストラン？で海鮮中心のバイキングです。




いただいた無料券を使って、近くにあるスーパー銭湯にも行ってみました。
そこで、450円もするミカンジュースを発見。
物珍しさもあり、購入して飲んでみました。
うまい。濃厚。さすがミカンの産地と改めて感じさせられました。






明日はパンダを見にアドベンチャーワールドかぁとなるはずですが、ここでも不運が。
なんと、明日明後日と休園とのこと！
ふん！
仕方がないので、明日は本来の目的地である熊野古道へ出陣じゃ～・・・つづく