『ゼロ・ダーク・サーティ』を見てきました。9.11から10年たってビンラディン殺害。その年月にどんなことがあったのか・・・かなり驚きの内容だったです・・・

今日はkokki会新春の宴　昼の部
が終わってから、映画館に籠ってきました。

『ゼロ・ダーク・サーティ』
見てきました。


監督はアカデミー賞受賞監督
キャスリン・ビグロー監督です。

あのハートロッカーの監督です。



前回は爆弾処理に携わる隊員たちのメンタルな部分と現在の戦争の形態を描き出した秀作でした。

今回は・・・
9.11の同時多発テロから10年たってビンラディンが殺害されました。
この間10年に何が起こったかをインタビューをもとに作っていった映画です。

映画のような派手さはありませんが、
『えっ・・』
ってことがたくさんあります。

派手さがない分、後味も悪いです。
けど、これがドキュメンタリーなんでしょう。

同時多発テロから２年。
国家規模で多くの予算を投入するがビンラディンの行方はつかめない。
そこで、パキスタンのCIA追跡チームに新人の星分析官マヤを投入する。

現地のCIAは捕虜の尋問から、ある連絡員の存在が浮かび上がる。
マヤはここである推測を立てる。
その推測を、事実にするためにある試みを行う。

最期のビンラディン殺害は結末ですので、そこに至るまでに何が起こったかがテロの２年後からつづられていきます。
R15の年齢制限もあるように、見てて気持ちいい映画ではありません。

ハート・ロッカーのような血生臭い部分もあります。

けど、自分がニュースでビンラディン殺害された報道を聞いた時の
『？？どうやって？？』
って疑問は少しは解消された気がします。

その部分の知識がなかったのですべてを受け入れることはできんかったですが・・・
見ごたえはめちゃありです。

拷問の部分、他国への干渉の部分・・・


そえぞれの部分が小説のように章仕立てになってるんですが・・・
カナリアの部分がめちゃすごいです。

あとタイトルの
Zero Dark Thirty
はこの作戦の実行された軍事用語
『午前0時30分』だそうです。

アカデミー賞作品賞ノミネート作品です。
この時期ですが・・・
もう作品賞ノミネートは
アルゴ



レ・ミゼラブル



ライフ・オブ・パイ



に続いて４作目ですね。
最近はアカデミー賞ノミネート前にも公開される時代になったんですねww


★★★★☆です。