『舟を編む』を見てきました・・・穴の開いた辞書は出せない！！かっこぇ～っ。でもちょっとさらっとしすぎかな？？

『舟を編む』
見てきました。

思わず、窓口で
『魚を編む』
って言っちゃいましたww

かなりお客さん入ってた映画なんで・・・
有名なんですね。
本読まないので、かなり無知で行きました。

どっちかっていうと、
原作より監督に惹かれて見に行きました。





この映画で完全にファンにww

けど、そのあとの２作は
『あぜ道のダンディ』『ハラがコレなんで』
ちょっと・・・ダメでした・・・



1995年
玄武書房の旧社屋の辞書編纂室。
監修者松本の前で、編集者荒木が会社を退くことを伝える。
彼らは新しい辞書を作ろうと若手のお調子者西岡と契約社員佐々木さんと４人で頑張っていた。
松本は、荒木がいなければ辞書は作成できないと・・・そうつぶやく。

そこで松本と西岡は社内で辞書を作る能力を持つ人物を探し始める。

『右』という言葉を説明できるか？
この問いを社員にぶつけながら探す松本。

そこに白羽の矢が立ったのは営業部の馬締くん。
名前のごとくマジメな、言語学の院卒だがコミュニケーション力がなく成績は上がらず。
営業部もいい理由のごとく辞書編纂室へ移動となる。

そして、新しい辞書の出版が決まる。
その名は大渡海。
他の大辞林は決まってから28年で出版にこぎつけたという。

大渡海も例外でなく…地味な作業の連続。
その時間を経ていく中で馬締と西岡は成長をしていく。
また馬締が大学生時から住む下宿に家主の孫、かぐやが越してくる。
一目ぼれする馬締。
言葉のプロでありながら・・・想いを伝えられない。
そんな中２人はぶつかり合いながら辞書作りにのめりこんでいく。


2012年の本屋大賞だそうです。
本屋さんに行かない（ほぼAmazon）なんで・・・

最近のはやりはこんな感じなんですね・・・

松田龍平さんすごいですね・・・
このオタクな編集者馬締を違和感なく変な（笑）に演じてます。

かぐやにコクるときなんて・・・爆笑でした。

けど、辞書作りって大変なんですね。
仕事で報告書を冊子にするとき、もちろん校正ってのはありますが
校正→再校正で終わりなんですが・・・

５校正までするんですね・・・
しかも、今までの校正を見返しながら・・・・
気の遠くなる作業・・・

けど、自分の作ったもので仕事をしてる人は
こだわりと責任がある。
その責任感はなんか共感できます。

ちょっとサラサラときれいに行きすぎた感はありますが・・
楽しめました。

あと、池脇千鶴さん久しぶりに見ました。
やっぱきれいですね～ww

そんで、エンドロールで麻生久美子さんが出てるんですが
劇中で出てるのを確認できた人は
まちがいなく
スゴイ
です。

公式サイトで確認したら・・・

まじ！そこかよって！！
 
麻生久美子さんをさがしましょうww

無難に楽しかったです。

★★★★☆
です。

1995年シーンの時代背景うまく作ってあるんですが・・・
porterとか・・・・

でも
1995年の車道に
現行プリウス(G's)が（笑）
それダメでしょう！！



































ネタバレ行きます。



































いや・・・
自分の作ったものに責任を負うってのは
やっぱ共感ww

馬締が最後の詰め見つかったミスで言う

『穴の開いた辞書を
世に出すわけにはいかない！』

って言葉、
そして唐突に今まで本気でお願いしたことがない彼が
皆に
『徹夜でやってほしい・・・』
っと。
あまりにもあっさりで・・・

そのみんなのあっけにとられた瞬間、
けどその言葉をかみしめて・・・
『やるか～』
ってな部分はめちゃ好きなシーンでした。